万有製薬株式会社(本社:東京、社長:マーク・ティムニー)はこの度、臨床内科医と骨粗鬆症のハイリスク群である60歳以上男女を対象に、骨粗鬆症に関する意識調査を実施いたしました。
骨粗鬆症は、病名は普及してきたものの、罹患した場合に健康や生活に与えるダメージについては あまり知られていないのが現状です。そこで今回、60歳以上の男女各200名(計400名)の骨粗鬆症のハイリスク群を対象に骨粗鬆症に関する認識についてと、臨床内科医100名を対象に骨粗鬆症の治療の実態について調査いたしましたので、その結果をご報告いたします。
60歳以上男女への調査結果では、9割が主な症状を理解していながら、骨粗鬆症の検査を受けたことがない人が6割に上りました。検査を受けない理由は「自分は骨粗鬆症とは思わない」、また「どこで骨粗鬆症の検査ができるかわからない」という回答が主でした。一方、臨床内科医の調査結果では、別の疾患で通院している骨粗鬆症のハイリスク群に対して、骨粗鬆症を積極的に診察している 医師は5%にとどまるとの結果が出ました。しかし、患者さんが積極的に受診を希望すれば、6割の医師が積極的に診察するとの回答が得られました。
万有製薬は、患者さんと医師の架け橋になりたいと願い、骨粗鬆症の啓発活動を開始することにいたしました。多くの潜在患者さんが早期に診断され、適切な治療を受けていただけるよう、10月20日の「世界骨粗鬆症デー」より、歌手・由紀さおりさんを起用して、「骨げんき!寝たきり防止キャンペーン」を展開いたします。
詳しい調査結果は下記URLをご参照下さい。
https://www.prtimes.jp/data/corp/1731/923f0c6aa7a34d3cf460dc74f1bbfa93.pdf
■万有製薬について
万有製薬は、グローバルに事業展開する研究開発型の製薬企業「Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.」の完全子会社です。医薬品は患者さんのためにあるという理念のもと、医療用医薬品およびワクチンの研究開発、製造および販売までを行っております。グローバルネットワークを通じて、世界で創った薬をいち早く日本の患者さんへお届けし、また、日本の研究を世界の患者さんのために役立て、世界中の人々の健康に貢献することを目指してまいります。詳細については、http://www.banyu.co.jp/ をご参照ください。