目の健康を考えた使い捨てコンタクトレンズを提供する、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー(本社:東京都千代田区、代表取締役:大瀧守彦)は、実年齢に対する“見た目”の年齢(ミタメネンレイ)について研究する機関、「ミタメネンレイLab (ミタメネンレイラボ)」を2010年1月13日に発足し、スペシャルサイトを立ち上げます。
その第一弾の取り組みとして「ミタメネンレイLab」は、全国の20~30代の男女612名を対象に、「瞳ケア」や「ミタメネンレイ」をテーマにしたアンケート調査を実施しました。
「ミタメネンレイLab」とは・・・・
実年齢に対する、“見た目”の年齢(ミタメネンレイ)について研究する機関。「ミタメネンレイ」の老化を防ぎイキイキと輝く健康な瞳を保てるよう、様々な視点から現代女性の瞳の健康を応援いたします。
■調査概要■
日 程: 2009年12月4日~12月6日
対 象: 20歳~34歳の女性 510名
20歳~34歳の男性 102名 男女合計 612名
※一部の設問に関しては女性/男性のみ回答
方 法: インターネット調査(2009年12月 ジョンソン・エンド・ジョンソン調べ)
◇男性の感じる仕事後の女性の「ミタメネンレイ」は、なんと5歳増し!
男性の考える朝と夜とでの女性のミタメネンレイ上昇度は、なんと5歳(36.3%)と驚きの結果!対して、女性の思うミタメネンレイ上昇度は、1~2歳という結果に。思った以上に、女性と男性とでは意識の差に大きく開きがあるようです。
また男性にとって、初めて会った女性の顔で一番印象に残るのは「目(88.2%)」。それに象徴されるように、男性は女性の「目の下のクマ(55.9%)」に対して、「ミタメネンレイ」が上がっているのを感じています。
◇男ゴコロが分かっていない? 女性は「目の下のクマ」より「肌荒れ」が気になる・・・。
毎朝のメイクの時間で、もっとも平均的だったのは「15分(32.7%)」。意外にメイクは簡単に済ませる女性が多いようです。その中でも一番時間をかけている部分は、「目(66.8%)」。近年の「目力ブーム」に象徴されるように、女性はアイメイクに力を入れています。
また女性で仕事後、顔やお肌で気になるのは、1位 「顔が疲れて見える(66.5%)」、2位 「肌が荒れている(48.6%)」、3位が「目の下のクマ(46.5%)」という結果に。男性が一番気になる「目の下のクマ」は、女性では第3位になっています。思ったよりも女性は、「瞳」を重要視する男ゴコロを理解できていないようです。
◇疲れ目は、ミタメにも影響を及ぼす!?
目が疲れると目の周りの血流が悪くなり、血液中の酸素が欠乏してしまいます。酸素を含まないヘモグロビンは赤黒い色をしていて、皮膚の薄い目の下が黒ずんで見えます。これが“クマ”の正体です。一般的に、女性は男性よりも血液循環が悪いため、目の下のクマが目立ちやすい傾向にあります。また、目が疲れてものが見にくくなると、眉間にシワを寄せたり、目を細めたりしがちです。これは顔の印象を悪くするだけでなく、目を余計に疲れさせるため、視力低下を招く恐れがあります。(西葛西井上眼科クリニック所長 勝海 修先生)
~The Doctor’s advice~
「正しい理解で、正しい瞳ケアを!」
<勝海 修(カツミ オサム)先生 プロフィール>
西葛西井上眼科クリニック所長。1973年、慶応義塾大学医学部卒業。同大医学部眼科学教室入局。東京女子医科大学眼科助教授、Harvard大学医学部眼科のInstructor、およびSchepens Eye Research InstituteのAssistant Scientist等を経て、2004年からは西葛西井上眼科クリニックに在籍。日本眼科学会専門医、医学博士。日本眼科学会、日本弱視斜視学会、日本コンタクトレンズ学会、日本小児眼科学会、日本眼光学学会、日本視能矯正学会、アメリカ眼科学会 (AAO)、Association for Research in Vision and Ophthalmology (ARVO)
●「たかが疲れ」、放っておくと「眼精疲労」に!
「疲れ目」と「眼精疲労」。混同されがちですが、実は違います。「疲れ目」とは、目の緊張状態が続いたことによる一時的な疲れで、たいていは休息や睡眠をとることで回復します。しかし、疲れ目をケアせずに目を酷使すると、「十分な休息をとっても目の不快感がとれない」「すぐに目が疲れる」など、日常生活に支障をきたすことがあります。医学的には、このような慢性的眼疲労を「眼精疲労」と呼びます。 眼精疲労は放っておくと全身に悪影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。
●“休憩&まばたき忘れ”に要注意!
普段私たちがものを見ているときは、目のなかの水晶体が毛様体筋を使ってピントを調整し、網膜に焦点を合わせています。しかし、毛様体筋が緊張を保てるのは1~2時間が限界。それ以上目を使い続けると、結膜周辺の毛細血管が拡張して充血が起こります。
また、パソコンの画面などに集中しているときは自然とまばたきの回数が減り、涙が蒸発しやすくなります。涙の量が減ったり、涙の成分が変化して目の乾きが慢性化すると「ドライアイ」になり、さらに目が疲れやすくなります。
●パソコンなどによる「眼精疲労」は、心身の不調へつながることも・・・。
パソコンなどのVDT機器使用による眼精疲労を「テクノストレス眼症(VDT症候群)」と呼びます。目が乾く、ショボショボする、ピントが合わない、光を見ると眩しい……といった目の症状が主ですが、頭痛や肩こり、吐き気などの全身症状があらわれることもあります。悪化すると、イライラや抑うつなど、自律神経の働きにも影響を及ぼしかねません。また、ドライアイになると目に汚れや細菌が付着しやすくなるため、アレルギー性結膜炎や“ものもらい”にかかりやすくなります。
◆目に負担をかけない7つの習慣◆
(1)パソコンの画面と目の距離を50cm~70cmに保ち、視線がやや下向きになる位置にモニターを置く。
(2)1時間ごとに10分程度の休憩をとって目を休ませる。
(3)目の乾きを感じたら、10回ほど強くまばたきをするか、目薬を1~2滴さす。
(4)目薬・洗眼液は使いすぎないように注意する。
(5)こまめに水を飲む(体内の細胞に水を貯えることで、目の乾燥を予防する)。
(6)デスクワーク用の眼鏡やコンタクトレンズは、度数が強過ぎないものにする。
(7)コンタクトレンズは酸素透過性の高いものを使い、目が痛い時や充血した時には外す。
「瞳ケア」に関するアンケート結果
http://acuvue.jnj.co.jp/corp/press/pdf/p0061_data.pdf