株式会社ニッセン(本社:京都市南区、代表取締役社長:佐村信哉)では、美白化粧品に関する女性のニーズを把握するため、「美白※化粧品に関するイメージ調査」を実施しました。(有効回答 1,132名。ニッセンのオンライン会員対象)
その結果、「今ある美白効果では満足していない」女性の、さまざまなホンネが浮き彫りになりました。
※美白化粧品とはメラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ化粧品
調査結果では、48.5%の女性が「美白効果はなかなか現れない」と不満を持ち、美白化粧品の効果実感が低いと思っていることがわかりました。薬事法上では、「日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ」という効能表現が許可されたものを美白剤と定義しています。しかしながら、女性は、「しみ」に限らず「肌に透明感がでる」や「くすみが取れる」なども幅広く美白化粧品の効果と捉えており、美白化粧品と女性が求める美白効果の間にギャップが生じていることがわかりました。
【調査概要】
●調査方法:ニッセンのインターネットサイトにてWEBアンケート調査
●調査の対象:ニッセンのオンライン会員である女性
●有効回答数:1,132件
●調査実施期間:2009年12月12日(土)~15日(火)
【調査結果概要】
■半数以上の人が、自分にあった美白化粧品を見つけることができていない
「メーカー、ブランドがたくさんあり、どれが良いかわからない」とあげた人が57.1%、「自分に合うものがわからない」とあげた人が50.8%と、美白化粧品競争によりさまざまな情報があふれる中、うまく自分にあった美白化粧品を見つけることができない人が約半数もいることがわかりました。
また、「美白に効果のある成分」の認知度調査でも、大手メーカー独自の美白有効成分の認知度はまだまだ低いことから、年々進化していく技術、美白メカニズムや美容理論が難しくなり、一般の消費者は美白化粧品選びにさらに悩む状況であるといえます。
「納得がいく、わかりやすい美容理論の美白化粧品」というのが、これから求められる美白化粧品のポイントと思われます。
■美白化粧品に望むものは「効果」「価格」「アンチエイジング」
美白化粧品に望むことのトップはもちろん「効果」で74.7%、ついで「価格」が71.2%、そして「アンチエイジング効果」と回答された方は53%に上がりました。これからは単に「メラニンの生成を抑える」だけの美白化粧品だけでなく、アンチエイジング効果のある美白化粧品がますます求められると思われます。