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資生堂、モンゴル国で販売開始

資生堂は、2010年5月下旬よりモンゴル国の首都ウランバートルで化粧品販売を開始します。代理店ビシュレルト社(所在地、モンゴル、ウランバートル市)を通じてグローバルブランド「SHISEIDO」のメーキャップ、スキンケアラインを取り扱い、カウンセリングによるきめ細やかな対応で資生堂の愛用者づくりを着実に進めます。モンゴル国での販売により、グローバルブランド「SHISEIDO」の取り扱い国は日本を含め74の国と地域となります。

■進出の背景
モンゴル国の人口は約270万人で、首都ウランバートルに約100万人が集中しています。近年の地下資源開発などによる経済成長は今後も持続すると思われます。高級化粧品市場の規模そのものはまだ大きくありませんが、2003年からの6年間で約2倍になるなど急速な伸びを見せています。都市部に住む女性のおしゃれ意識の高まりとともに、ショッピングセンターなど化粧品売り場の環境も整ってきました。
資生堂は、「日本をオリジンとしアジアを代表するグローバルプレイヤー」となることを目指し、2008年に策定した3ヵ年計画を推進しています。なかでも中心的な活動のテーマのひとつとして、「新規市場への事業拡大」と「既進出市場の強化」に取り組んできました。モンゴル国への進出もその一環です。初年度はウランバートル市内のショッピングセンター内の1店舗からグローバルブランド「SHISEIDO」の取り扱いを開始し、プレステージイメージの確立と愛用者の着実な獲得を目指します。

■代理店概要
ビシュレルトグループは貿易、銀行、ホテルなどを多角的に展開する企業です。
会社名 :ビシュレルト・トレード社(Bishrelt Trade Co.,Ltd)
代表者 :バットバヤル ウンダルマー(Ms. Batbayar Undarmaa)
所在地 :モンゴル国、ウランバートル市
資本金 :47億4000万MNT(トグログ・百万MNT以下四捨五入:約2億9700万円)
事業内容 :化粧品の輸入・販売

2010年04月06日 13:09