健康をはかるリーディングカンパニーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は、ペットや赤ちゃんの体重も計測できるアシストモードを搭載した体組成計インナースキャン「BC-708」を6月1日に発売します。
乗るだけで電源が入るステップオン機能と、体重やからだの電気抵抗を基に登録者の中から測定者を判別する自動認識機能※1を搭載し、わずか8秒で計測(体重が安定するまで個人差があります)することができます。価格はオープン。年間3万台の販売を計画しています。
新たに搭載したアシストモードは測定者が赤ちゃんやペットを抱いたまま一度計測し、続いて測定者自身が計測してその差を表示する機能です。最大20kgまでの体重が計測可能で、7回分までの前回値を記録することができます。
また、着用している衣類の重さを最大で10kgまで差し引いて計測することも可能です。
体組成計としてのスペックも十分です。体重、体脂肪率、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、推定骨量、内臓脂肪レベル、BMI(体格指数)の8項目を表示。すべての項目で前回値からの増減を矢印で表示します。
このほか計測結果を自動で切り替え表示する自動スクロール機能や、バックライトに加え文字高35mmの大型表示で視認性を向上させています。
赤ちゃんやペットの体重管理は順調に発育・成長しているかどうかを判断する重要なファクターであるといえます。例えばペットの代表格ともいえる犬は、日本でおよそ1200万頭が飼育されており、このうち24.1%が肥満傾向にあるという調査結果(ペットフード工業会調べ)が出ています。適正な体重管理はこうした肥満を予防し、ひいては加齢に伴う健康障害を防ぐ有効な手段だといえます。
タニタではBC-708を体組成計市場のボリュームゾーンに向けた機能・性能重視型モデルとして拡販を図っていきます。
※1体重やからだの電気抵抗値が近似(双子など)している場合、判別しにくくなるケースがあります。