株式会社雪国まいたけ(本社:新潟県南魚沼市/代表取締役:大平喜信)は、朝食時に「まいたけ」をおかずに米飯と 一緒に摂取することで、朝食後ならびに昼食後の血糖値上昇を有意に抑制する効果が「まいたけ」にあることを人で確認、新潟薬科大学との共同研究の成果とし て、第64回 日本栄養・食糧学会大会(徳島:5/21~5/23)において発表しました。
今回の試験では、健常人男女13人に対して、朝9時に、米飯のみを食べた際の血糖値の経時データと、 米飯と「まいたけ」(調理法:ホイル焼き)を食べた際の血糖値データを比較、摂取30分後の血糖値が米飯単独摂取より有意に低くなることを確認しました。
さらに、3時間後の昼12時に共通食として被験者全員に米飯のみを摂取させ、血糖値を測定したところ、朝に米飯と「まいたけ」を摂取した被験者の血糖値上 昇が有意に低くなることも認められました。このように最初の食事が、次の食後の血糖値を低く抑えられる効果(セカンドミール効果)が「まいたけ」にあるこ とを確認しました。
「まいたけ」の血糖値低下作用に関する研究は、これまでも国内外で動物実験の結果として数例発表されており、当社でも本年3月の日本薬学会において、ラッ トを用いた実験で「まいたけ」の抽出物が血糖値上昇を有意に抑制することを発表しております。
今回、人での試験においても血糖値上昇を抑制する効果を確認したことから、「まいたけ」を日常的にごはんのおかずとして使っていただくことで、味覚を楽し む食材というだけでなく、消費者の皆様の健康に貢献する食材として、様々な機会を通してアピールしていきます。