20、30代女性トレンダーズ株式会社(東京都渋谷区)は、20、30代の有職女性に対し、「UVケア」に関する意識調査を実施した。
20、30代女性の多くが、UVケアへの関心が高く、特に朝のUVケアにも気を配っていることが分かった。
調査期間:2010年5月16日~5月17日
調査対象:20~39歳の有職女性500名
■ 働く女性の常識!? 99%が「外出時のUVケア必要」
特に紫外線が多いこの時期、女性にとっては「UVケア」は重要で欠かせないもの。
そこでUVケア事情について調査をした。
「外出するとき、UVケアは必要だと思いますか?」という質問については、実に99%とほぼ全員が「必要だと思う」と回答。もはや外出時のUVケアは常識のようだ。
「普段、UV対策でしていることは何ですか?」と聞くと、最も多かったのが「日やけ止めを塗る」で、全体の92%が回答。次いで、「日傘」(54%)、「帽子」(39%)と続いた。
手軽に塗れてしっかりUV対策ができる「日やけ止め」の支持が高いようだ。「紫外線が気になるのは、1日のうちどんなシーンですか?」と聞くと、最も多く挙がったのが「通勤時」で、半数以上が回答した。
また、「紫外線が気になる時間帯」について聞くと、最も多かったのが、「12時~15時」で83%。次いで「9時~12時」(67%)、「~9時」(43%)と続いた。
日中だけでなく、出勤などで紫外線を浴びる機会が多い朝の時間帯が、UVケアでは重要のようだ。
■ 9割の女性が「朝UV」実践中!通勤時の紫外線対策に!
では、実際に朝どれだけUVケアが出来ているのだろうか。
「朝は、UVケアをしていますか?」と聞いたところ、実に87%が「している」と回答した。
その主な理由としては、当然ながら「シミ、日やけ対策のため。(36歳・コンサル)」
という意見がほとんどだが、中でもやはり「朝の通勤時間が一番紫外線を浴びる。(36歳・不動産広告デザイン)」「通勤時に日やけをしてしまうので欠かさずしている。(29歳・商社経理)」といった、
朝の通勤時の日やけを防ぐ意味で、UVケアを徹底している声が多く挙がった。
朝のUVケア習慣の「朝UV」は、働く女性にとって必須のようだ。
「朝、もっと時間が欲しいと思いますか?」という質問に対しては8割以上が「もっと時間が欲しい」と回答した。その中で、具体的に何がしたいかを聞くと
「ウォーキング、散歩」が最も多く、次いで挙がったのが「ストレッチ」。
朝から身体を動かしたい「健康志向」な意見が続いた。
ちなみに、「出社後にメイクをすることはありますか?」と聞くと、33%と3人に1人が「ある」と回答している。
具体的に何をするかについては、「アイメイク」(24%)、「ファンデーション」(21%)、
「UVケア」(8%)という結果となった。
「UVケア」はやはり、出社前に多くの人が済ませているようだ。
■ 3割の女性が、日やけ止め塗り忘れたら「出先で購入」!
「朝UV」は、8割以上が日頃から心がけているという実態が分かったが、
実際には朝の忙しさから、忘れることもあるだろう。
「外出前に日やけ止めを塗り忘れた時、あなたはどうしますか?」という質問に対して、
最も多かったのが「諦める」(53%)。人間潔さも必要といったところだが、
一方で「コンビニなどで購入する」と答えたのは27%。約3割の女性は、
自宅でのUVケアを忘れても、何とかケアしたいという気持ちが強いようだ。
また、「普段日やけ止めはどこに塗りますか?」という質問に対しては、
こちらも「顔」が最も多く96%。以下、「首」(67%)、「腕」(59%)、「手の甲」(43%)、
「足」(19%)、「デコルテ」(36%)と続いた。やはり、日焼けによりシミ、そばかすになりやすい顔周りが気になるようだ。
■ 日やけ止めに求めるもの、1位は「日やけ止め効果」
次に、今の日やけ止めに関する認識、また、求めるもの、期待についても聞いてみた。
「日やけ止めは、1日に何回塗り直しますか?」という質問に対しては、平均で「0.94回」と、
およそ1日1回塗り直していることが分かった。
次に「日やけ止めを塗り直すのは、どんな時ですか?」と聞くと、最も多かったのが、
「汗をかいたとき」で44%が回答。次いで「効果が薄れたと感じたとき」が33%、
更には、「メイクを直したとき」(24%)と続いた。一方で、35%と3人に1人が「塗り直さない」と回答している。
また、最後に「日やけ止めに求めるものは何ですか?」と聞いたところ、
最も多かったのが「日やけ止め効果」で93%が回答。
以下、「肌への負担の少なさ」(88%)、「ベタつかないこと」(73%)、「効果の持続性」(70%)と続いた。
「朝UV」の習慣化に伴って日やけ止めへの期待値も上がっているようだ。
今後のUVケア事情にも目が離せない。