2010年6月14日から18日の5日間に渡り、神奈川県下で「2010国際ポリアミン会議」が開催されました。
目的は、ポリアミンと医学・生命科学との関連が鮮明になってきたこの機会をとらえ、国内外の研究者が一堂に会し討論を行い、ポリアミン研究を活性化することです。
注目を集める成分・ポリアミンの国際会議にはイスラエル、スウェーデン、フィンランド、インド、USAなど国内外約140名の研究者が集まり新たな知見が次々と報告されました。着実に盛り上がる現状を象徴するようにプレゼンテーションは、約70にも及びました。
<プレゼンテーションの一例>
・「プロバイオティクスで誘導されたポリアミンの上方調節による腸内環境改善を通じたマウスの寿命延長」
発表者:Mitsuharu Matsumoto 協同乳業
・「ポリアミンは高血糖カイコの発育不良を阻害する」
発表者:Yasuhiko Matsumoto 東京大学
・「ポリアミン摂取量増加がマウスの寿命延長する」
発表者:Yoh Dobashi 自治医科大学
・「ポリアミン摂取量の増加後及び増加中の炎症性腫瘍の発生率は増加しない」
発表者:Shingo Tsujinaka 自治医科大学
など、数々の興味深い発表が行われました。
日本ポリアミン学会HP
→URL:http://pa.umin.jp/gakkai/indexgakkai.html
「2010国際ポリアミン会議」のWebサイト
→ http://pa.umin.jp/2010IPC.html