スキンケア容器開発の動きとトレンド
基礎化粧品を開発するうえで、近年は特に開発コストを抑えて、お客様に価値(ヴァリュー)のある商品をお届けすることに、商品開発担当の方々が日々苦労をなさっている。
特に、商品ブランドの顔とも言うべきボトルは、ブランド個性を最も表現する要素だけに、デザイナーの皆さんは微細な点までこだわることが多いようだ。
年間数億円を販売目標とする大型ブランドであれば、オリジナルの型から制作し、
ブランドコンセプトを反映した、個性豊かな容器制作がコストからも可能だが、近年は様子が違ってきている。
ここ数年は容器メーカーが開発デザインした汎用型を使用し、
ポンプ・キャップ等の色・素材・組み合わせのバリエーションによってオリジナル化をはかるケースが主流となってきた。
それを可能としている要因として、下記の傾向があげられた。
1 適合するポンプ・キャップのバリエーションが増えた
2 内容物保護力が強い硝子、透明度が高いPCT素材、軽いPET素材等、
汎用ボトル素材のバリエーションが増えた
3 ボトルメーカーが企画・開発・デザインを充実させた
4 表面加工(着色、印刷等)のアイデア技術を小ロットでも対応
できるようになってきた
このような「汎用型のボトルをいかにオリジナル化するのか」という命題に対し、
化粧品容器メーカーのポジティブな改善は、これからも続いていく。
ERシリーズを例に、汎用型を上手に個性化させるデザイン提案
石堂硝子社でも、昨年末よりシンプルでデザイナーの方々にデザインアイデアのバリエーションが広がる、ERシリーズという自社型を複数開発途中にある。
このERシリーズを使用し、ボトルの着色、キャップデザインの組み合わせ、
キャップの質感、ロゴの配置・・等、デザインの基本的な違いによって、
同じボトルシェイプであってもここまでイメージ個性を違って表現できるという例を下記のホームページで発表した。
http://www.ishido-glass.co.jp/2011ertrend.html
同一ブランドでのライン化を検討の場合は、
ERシリーズのみでのライン化の写真も下記ホームページに掲載されている。
http://www.ishido-glass.co.jp/er_series.html
本年も新たな自社型の追加を計画中とか。
近年の化粧品ブランド開発のスピードも加わって、化粧品容器メーカーのオリジナル汎用型作成の勢いは止まりそうもない。
サンプルご希望の方、詳細情報をご希望の方は下記メールよりお問い合わせください。
お問い合せ先 E-Mail: igweb@ishido-glass.co.jp
弊社では、新製品ERシリーズを筆頭に、表面デザイン・加工によって、異なった個性を訴求できるボトルを取り揃えております。
東京ショールームにて、ぜひお手にとってご覧ください。
* ショールームへお越しの節は、事前にお電話をお願いいたします。
東京ショールーム :〒160-0023 東京都新宿区西新宿3・2・11
新宿三井ヒ゛ル二号館3F
TEL:03・6302・4585
地図 : http://www.ishido-glass.co.jp/showroom.html
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