健康と美容の情報を正しく理解して行動できるスペシャリスト「健康美容コミュニケーター」の育成を支援する、健康美容情報認定協議会(事務局:株式会社テクノアソシエーツ、東京都港区)は、健康・美容業界で活躍する企画・マーケティング・開発担当者などを対象としたビジネスセミナー、「健康&美容のエビデンス開発とマーケティング動向」を、12月16日(金)に東京・赤坂で開催します。
<消費者に支持される科学的エビデンスが求められる>
消費者の健康美容志向、アンチエイジングに対する関心の高まりなど、健康と美容の維持・増進は、消費者のライフスタイルの一環として定着し、広がりつつあります。ところが、日本健康・栄養食品協会が2年に1回発表している特定保健用食品の市場規模によると、2007年度は6798億円だったのに対し、2009年度は5494億円と大幅に減少。市場には影が差しており、業界関係者の危機感は募っています。機能性表示の問題や法体系の不備などが指摘される中、消費者に支持される科学的エビデンスを開発し、商品化していくことが、これまで以上に求められています。
<エビデンス開発&マーケティングをテーマにしたセミナー>
こうした市場環境の中、健康美容情報認定協議会では、協議会メンバーで、“エビデンスに基づく正しい健康美容情報”の提供を行ってきた健康と美容のトレンド情報誌『日経ヘルス』『日経ヘルス プルミエ』(いずれも日経BP社発行)のノウハウをベースに、主に消費者向けに健康美容リテラシーを磨くカリキュラムを企画。2010年10月より、健康美容情報認定講座「健康美容コミュニケーターコース」をこれまで5回開催し、健康美容情報リテラシーの高い消費者育成に努めてまいりました。
一方で、業界関係者、ビジネスサイドからは「エビデンス開発と商品化に関するカリキュラム」がほしい、という声を寄せていただいていたことから、今回の「健康&美容のエビデンス開発とマーケティング動向」セミナーを企画・開催することになりました。
本セミナーでは、機能性・商品価値を裏付ける科学的エビデンスの重要性を認識しつつ、その活用に限界を感じている機能性食品や化粧品、機能性成分を開発・販売する企業のマーケティングや広報担当者、プロダクトマネージャー、研究開発者の方々などを対象に、「エビデンスの捉え方」「エビデンス開発の進め方」「具体的な開発事例」「エビデンスマーケティングの方法」などを解説します。さらに、受講者にもれなく進呈する「エビデンス開発&活用レポート」(仮題/全100ページ程度)では、エビデンス開発およびエビデンスマーケティングの現状およびポイントを紹介します。