平成24年3月30日(金)付で、63番目のJHFA品質規格基準である「エラスチン食品 品質規格基準」を公示しました。
これにより、4月2日(月)からJHFAマークの表示許可申請の受付を開始します。
◆「エラスチン食品」概要
「エラスチン」とは、血管壁、靱帯などにある硬タンパク質の一種で、水に不溶性で、ゴムのような弾力を示します。
グリシン、アラニン、バリン、プロリンが多く、デスモシン、イソデスモシンというピリジン誘導体によって橋かけ結合が作られ、そのために弾性を示すといわれています。
本規格基準では、カツオ等の魚類またはブタ等のほ乳類の血管壁を酵素処理し、ペプチドとしたものを対象としています。
当協会では、新しい規格基準の設定を積極的に行っています。
その設定手順は、社会的もしくは企業より食品群別規格基準の要請があった上で専門部会を設置し、規格基準案を作成します。
規格基準案は規格基準検討委員会で検討され、学術委員会で審議の上、規格基準として公示されます。