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独自の確率手法により、個客の購買促進と離脱防止を支援する管理システムを販売/日本ユニシス

日本ユニシス株式会社は、企業のマーケティング活動におけるキャンペーン業務を、誰もが簡単に管理・分析でき、投資対効果の最大化を支援するキャンペーン管理システム「PromoConcier(プロモコンシェル)」を、12月3日から販売開始します。「PromoConcier」は、業界初となる独自の確率手法(特許出願済)による「商品」と「顧客」の自動選定機能を備えています。

「PromoConcier」は、DM(ダイレクトメール)、メルマガ、アウトバウンドなどを使ったキャンペーンの作成から効果分析までの業務を、誰もが直感的に行えるさまざまな管理・分析機能を提供します。

例えば新規顧客に対し今後の継続購買を促すため、キャンペーン用DMに掲載する最適な商品を、顧客セグメントごとや顧客ごとにリコメンド(推薦)することにより、効果的なクロスセル(注1)・アップセル(注2)を行うことができます。また店舗に来店する顧客に対し、割引クーポン付きのメルマガを配信し、オンラインショップへ誘導することができ、新たな購買機会を創出可能です。さらに、購買をやめる可能性の高い顧客を早期に発見し、いち早く手を打つことによって、顧客の離脱を未然に防ぐこともできます。

昨今、スマートフォンの普及により、顧客のライフスタイルの多様化が進み、店舗とネットを行き来するような新しい購買行動が生まれてきています。

一方企業にとっては、O2O(オンライン・ツー・オフライン)(注3)施策など、顧客との関係性強化のためには、複雑な分析やマルチチャネルによる新たなプロモーションが必要となります。

「PromoConcier」は、ダイレクトマーケティング業界を中心とした日本ユニシスの豊富な知見と実績を活かし、マルチチャネル上での最適なOne to Oneキャンペーン管理・分析を可能とする、独自開発のソリューションです。試行利用中のお客さまの現場ニーズも数多く取り込んでおり、確率手法による導入効果も実証されています。

また、企業は、「PromoConcier」と経営層向けにマーケティング戦略を評価・分析するシステム「ListDiag.®」(注4)とを連携することで、新規顧客の獲得と優良顧客の維持・拡大のバランスを最適化したキャンペーン施策が展開できます。さらにビッグデータ統合分析・共有システム「TopicStation®」(注5)と連携し、キャンペーン商品やブランドに対するソーシャルメディア上のクチコミといった定性情報と、購買者数や売上額といった定量情報を、同じ時間軸で評価・分析することにより、効果的なキャンペーンを打つことができます。

「PromoConcier」の価格は、1システムライセンス600万円(100万顧客まで、税別)からです。

今後も、2013年内には、ECサイトに訪問した顧客へのリコメンド機能である「Webマーケティング機能」をオプション機能として販売予定です。「PromoConcier」の受注として、3年間で30社を目指します。

以上

■ 「PromoConcier」の特徴確率データにもとづいたOne to Oneプロモーション
 独自の確率手法を使い、キャンペーン対象の顧客を抽出し最適な商品をリコメンドすることで、顧客のライフサイクルに合わせたクロスセルやアップセル、離脱防止といったキャンペーンが実施でき、高いレスポンスを期待できます。
◎顧客情報を統合しプロモーションPDCAを管理
 キャンペーン対象となる顧客情報を「PromoConcier」内で一元管理し、キャンペーン施策状況を常時把握・管理することで、統一感のあるプロモーションを展開することができます。
誰でも直感的に条件設定から分析まで行える操作性
 キャンペーンの条件設定から分析といった専門的な知識や経験を必要としていた業務が、直感的な操作で実行でき、日々のレスポンス状況をグラフなどで視覚的に捉えられます。これにより属人的な業務から開放され、複数のキャンペーンを管理する負荷が大幅に削減されます。

■ 「PromoConcier」主な機能
◎プロモーション管理機能
「誰に」「どのタイミングで」「どんなオファー(提案)を」「どのチャネルを使って」といったプロモーションの実行計画を、自然な流れで策定することができ、実行中のプロモーションのレスポンスや売上といった最新の状況が即座に確認できます。
◎マイニング機能
 顧客毎の購買力を数値化した「購買確率」や、購買行動が似通ったグループの購買商品を算出する「併売ルール」などを使った、最適なリコメンドの提供や、購買をやめる可能性を数値化した「離脱確率」の高い顧客を抽出し、継続的に購買してもらうためのアクションをとることが可能です。
◎Webマーケティング機能
 購買チャネルの1つである自社ECサイトに訪れた顧客に対し、マイニング機能の確率手法を応用した最適なリコメンドを提供し、O2O施策に寄与します。
 
■ 「PromoConcier」概要図

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注記
注1:クロスセル
ある商品を購入しようとしている顧客に対して、関連する商品や、組み合わせて使えるような商品を勧め、同時に複数の商品購入につなげることを狙う販売手法。
注2:アップセル
ある商品の購入を考えている顧客に対し、当初決めていた価格帯の商品よりも上位の商品(あるいは利益率の高い商品)を勧める販売方法。
注3:O2O(オンライン・ツー・オフライン)
ネット上(オンライン)から、ネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策のことや、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策のこと。
注4:ListDiag.(リストダイアグ)
通信販売、ネット販売、店舗小売、旅行業などBtoCビジネスの経営層向けに、現状のマーケティング戦略を診断、評価、分析し、より効果的なマーケティング戦略の立案を支援するリスト診断システム。
注5:TopicStation(トピックステーション)
FacebookやTwitterなどのSNSや、クチコミサイト、ブログを始めとするソーシャルメディア、コールセンターの対話履歴、商品アンケートなど社内外に散在する「市場の声」を自動収集して、企業内で分析・情報共有するためのシステム。

※リリースの詳細は関連資料をご参照ください

【関連資料】
◎リリースURL/PDF
http://www.unisys.co.jp/news/nr_121115_promoconcier.html

◎日本ユニシス株式会社:公式サイト
http://www.unisys.co.jp/

2012年11月16日 13:59

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