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天然の低カフェインコーヒー日本市場初発売/CC上島珈琲

20121212_r01.jpgUCC上島珈琲株式会社は、世界最大のコーヒー生産国ブラジルのサンパウロ州の契約農園でかねてより研究開発に取り組み、今年5月に初収穫に成功した天然の低カフェインコーヒー『ナチュラルハーフカフェインLaurina®(ローリナ)』(以下『Laurina®』)の日本市場初の発売を12月10日(月)から開始します。

この日本市場初の第一弾発売は、コーヒー挽き売り専門店「UCCカフェメルカード」16店舗及びUCCコーヒー豆通販サイト「ほの珈琲」において合計900個の数量限定となります

コーヒーの特徴的な薬効成分であるカフェインは、「眠気覚まし」「利尿作用」「集中力や運動能力の向上」など、さまざまな効果があることが明らかにされています。しかし、一般的なコーヒー抽出液のカフェイン含有量は約0.06%であり、玉露等の茶類のカフェイン含有量と比較すると、3分の1程度にすぎません。

それでも、体調や体質によってはカフェイン摂取に敏感なお客様もいらっしゃることから、UCCでは低カフェインコーヒー(カフェインレスコーヒーを含む)を販売し、そのニーズにお応えしてきました。

しかし、既存の低カフェインコーヒーは、生豆の段階で人工的な製法によってカフェイン成分を除去するため、コーヒー本来の香りや美味しさが十分に楽しめないという消費者の不満が顕在し、日本の低カフェインコーヒーの市場規模は、コーヒー市場全体の0.3%と極めて小さいものです。

こうした市場動向を背景に、UCCは、コーヒー本来の自然の香りやおいしさが楽しめる低カフェインコーヒーの日本市場への安定供給を目的に、2008年から『Laurina®』の研究開発に取り組んできました。

『Laurina®』の研究開発の発端となったのは、世界最大のコーヒー生産国ブラジルの現地駐在員が、より良質なコーヒー品種を求めてブラジルの産地情報を収集する中で、ブルボン種の天然の低カフェインコーヒー『Laurina®』の存在を知ったことでした。

その情報をもとに、ブラジルの各産地の農園を一軒一軒探訪するうちに、ミナスジェライス州南部で『Laurina®』のマザーツリーを発見しました。その後、この種子(コーヒー豆)を自社の研究機関(UCC R&Dセンター)で成分分析と味覚調査を実施したところ、カフェインが通常のアラビカ種の半分しか含まれていないことに加え、優れた味覚特長を持つことが判明し、本格的な研究開発に着手することになりました。

この研究開発を本格的に取り組むにあたり、UCCは2009年12月にサンパウロ州に約6.5ヘクタール(65,000㎡)の契約農園を開設し、約3万8千本の苗木の栽培を開始しました。その後、幾多にもおよぶ自然災害等の苦難を乗り越え、今年5月に初収穫を迎えることができました。

そして、いよいよ12月10日(月)から、日本市場初の『Laurina®』製品(100g袋入り製品)をコーヒー挽き売り専門店「UCCカフェメルカード」16店舗及びUCCコーヒー豆通販サイト「ほの珈琲」において合計900個の数量限定で発売します。

UCCは、今後、コーヒー本来の自然のおいしさが楽しめる天然の低カフェインコーヒー『Laurina®』の量産化並びに日本市場での継続的な製品展開を図り、新たなコーヒーの需要を喚起し、市場の活性化に貢献してまいります。

【お問合せ】
<UCCお客様担当>078-304-8952

※リリースの詳細は関連資料をご参照ください

【関連資料】
◎リリースURL/PDF(CC上島珈琲株式会社 2012年12月10日発表)
http://www.ucc.co.jp/company/news/2012/rel121205.html

◎CC上島珈琲株式会社:公式サイト
http://www.ucc.co.jp/

2012年12月12日 12:15

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