株式会社ヤクルト本社(社長 根岸 孝成)では、このほど同社の「ラクトバチルス カゼイ シロタ株(乳酸菌 シロタ株)」が、米国の食品安全性に関する審査制度(GRAS)において、その安全性が認められ、米国FDAより「GRAS物質(Generally Recognized as Safe Substances:米国において一般に安全と認められる食品)」としての認証を取得しました(GRAS Notice No.429)。
「ラクトバチルス カゼイ シロタ株(乳酸菌 シロタ株)」は、昨年3月に毒性学・栄養学・分子生物学の著名な学識経験者によって厳密に審査され、GRAS自己認証を取得しました。その後FDAに届け出を行い、この度、FDAからもGRAS認証を取得しました。FDAが承認したGRAS物質は限られており、米国において「ラクトバチルス カゼイ シロタ株(乳酸菌 シロタ株)」は食品として最上位の安全性が証明されたことになります。
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GRASとは、米国FDAが設定する食品安全性に関する独自の審査制度です。GRAS物質は厳格な審査により安全性が保証されている食品、または食品化学物質として、米国のみならず国際的に広く認められており、食品またはその原料を販売する場合には、GRAS物質であることが望ましいとされています。
1997年より自己認証(Self Determined GRAS Declaration)に基づくFDAへの届出制(Notification)が導入されています。有識者による書類審査を経て自己認証を取得し、その書類をFDAに提出し承認を受けるとGRAS物質リストに収載され、FDAのウェブサイト等を通じて広く認知されます。
米国においては、アメリカヤクルト㈱が1999年から乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」を販売しており、販売実績は好調に推移しています。また、2013年には米国初の工場が稼働する予定です。
同社では、この度のGRAS認証の取得により、「ラクトバチルス カゼイ シロタ株 (乳酸菌 シロタ株)」の安全性への認知度を向上させ、米国はもちろん、世界各国での 「ヤクルト」等の更なる普及に努めていきます。
※リリースの詳細は関連資料をご参照ください
【関連資料】
◎リリースURL/PDF(株式会社ヤクルト本社 2013年1月24日発表)
http://www.yakult.co.jp/news/file.php?type=release&id=135899510378.pdf
◎株式会社ヤクルト本社
http://www.yakult.co.jp/