Morristown, N.J. and Livingston, Scotland (2013年3月1日)- カプスゲルは本日、Encap Drug Deliveryの買収を発表しました。スコットランドに拠点を置くEncapは、液体および半固形物のカプセル化をベースとする製品開発、ならびに製薬業界むけ臨床試験および商業生産を主な事業としています。今回の買収により、カプスゲルは、ヘルスケア業界むけの革新的な製品を開発・製造するため、新たに設立した事業部門Dosage Form Solutions(DFS)を強化します。
カプスゲルのプレジデントおよびCEOであるギド・ドリーセンは、「Encapの能力および製品・サービスは、油脂ベース処方による液体製剤およびターゲットリリースカプセルに特化する弊社のDFS事業部門と見事に合致しています。今回の買収によりDFSのビジネスが加速し、液体充填ハードカプセル製剤における弊社のリーダーシップがさらに強固なものになるでしょう。」と述べました。
カプスゲルDFSの社長であるアミット・パテルは、「DFSとEncapが連携することにより、弊社の技術、製品開発能力、および製造施設が拡張し、ひいてはバイオアベイラビリティ、安定性、ドージングとデリ バリー、および開発期間全体の短縮などの分野においてヘルスケア製品を向上させる可能性が高められると考えます」と付け加えました。
Encapは、FDAおよびMHRA認証取得の医薬品開発および製造施設を有し、高活性薬物に対応する設備を備え、研究ラボから臨床試験までのプロセスを加速させる臨床ファストトラックプログラムを確立 しています。さらに、Encap独自のターゲットリリース技術(DuoCapTMとENCODE®)および不正使用 防止技術(Abusolve®)が、カプスゲルがこれらの領域で展開している一連の製品群に加えられることになります。
現在、カプスゲルDFSの油脂ベース液体製剤技術には、特許取得のLicaps®液体充填カプセル、ソフトカプセル、固体油脂ペレット、およびお客様が油脂ベース液体製品の開発を加速することができるソフトウェアなどがあります。また新たなターゲットリリースに関する技術には、異なるタイプおよびレベルで 制御されたリリースデリバリーを可能にする特殊なカプセルが含まれます。
Encap Drug Delivery のCEO であるステファン・ブラウン博士は、「カプスゲルによる今回の買収により、弊社の製品およびサービスはグローバル化を遂げるでしょう。Encap が注力している液体充填技術により、バイオアベイラビリティの向上とドラッグデリバリーをさらに展開することができ、弊社は、ハードカプセルと油脂ベースの液体剤形開発および製造における業界のリーダーであるカプスゲルの一員になれたことを光栄に思います。」と述べました。
◎カプスゲルについて
カプスゲルは、ヘルスケア業界に革新的な剤形とソリューションを提供するグローバルリーダーです。
ハードゼラチンカプセル、液体充填カプセル、植物由来カプセルから、製品の研究開発、特許取得の
技術、および商業生産のソリューションまで、幅広い製品およびサービスを提供し、初期の処方設計から製造に至るまで、お客様に徹底したサポートを行うイノベーション企業です。詳しくは、カプスゲル・ジャパン株式会社 公式サイトにアクセスしてください。
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【関連資料】
◎リリースURL/PDF(カプスゲル・ジャパン株式会社2013年3月6日発表)
https://news.e-expo.net/pdf/2013/capsuge20130306.pdf
◎カプスゲル・ジャパン株式会社 公式サイト
http://www.capsugel-jp.com/