サンスター株式会社は、「G・U・M」発売から25年を迎えるにあたり、6カ国20~69 歳の男女2,280人を対象に、世界のオーラルケア・歯周病事情に関する調査*1を実施しました。
調査の結果、日本ではキスの習慣がないにも関わらず、口腔内細菌感染症である歯周病の可能性のある人が5人に1人で6カ国中最多であるという結果になりました。歯みがき時に使用するコップの管理には各国間で差があり、コップの共用が日本では浸透している半面、ドイツでは別々で管理しているという習慣の違いが顕著に現れました。また、各国での口臭に対する意識や予防に対する考え方の違いも浮き彫りになりました。
この結果について、神戸常盤大学の野村慶雄教授は、日本人は歯周病を疑わせる症状を自覚している人が多く、また6年ごとの歯科疾患実態調査でも成人の8割が口の中のどこかに歯周病を有しています。しかし、これは日本特有のものではなく日本人を含め世界で多くの人が感染している疾患です。それぞれの国において生活習慣に違いはありますが、その生活習慣の違いがその国の歯周病罹患と直接関係しているとは思えません。しかし、歯周病が世界的に最も多い感染症であり、全身への影響も明らかになった現在、原因である細菌を確実にコントロールすることを心がけましょう。
*1 調査の方法
調査期間:2014年9月2日~17日
調査方法:インターネット調査(マクロミル)
調査対象:6カ国(日本、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、イギリス、スウェーデン)
20~69 歳の男女 各国 380 人
※調査結果は下記URLをご参照ください
※リリースの詳細は下記URL(PDF)をご参照ください
◎ サンスター株式会社 2014年11月10日発表
http://jp.sunstar.com/company/press/2014/pdf/141110.pdf
◎ サンスター株式会社
http://jp.sunstar.com/