日本ハム株式会社は、平成 28 年6月 15 日開催の取締役会において、北海道乳業株式会社(以下「北乳」)との間で、資本業務提携に向けた基本合意書を締結することについて決議いたしました。今後は、資本業務提携契約締結までの期間を独占交渉期間として、両社間で具体的な検討及び協議を進めます。
1.資本業務提携の理由
同社グループは、グループブランドステートメント「人輝く、食の未来」の実現に向け、事業を通して「世界で一番の食べる喜びをお届けする会社」をめざしております。既にスタートさせております新中期経営計画パート5(平成 28 年3月期~平成 30 年3月期)においては、「変革による骨太なビジネスモデルの構築」のテーマのもと、乳製品事業におきましては、供給能力の増強や原料調達力の強化に加え、商品開発力及び提案営業力の強化に取り組んでおります。
一方、北乳は、北海道の道南エリアを地盤とする有力な乳業メーカーであり、新鮮な生乳の調達力をベースに、最新の設備や熟達した技術から生産される市乳及び乳製品が高く評価されております。同社は、乳製品事業の成長へ向けた各種施策に取り組む中で、北乳との協議を続けてまいりましたが、今般、資本業務提携に向けて具体的な検討を進めることついて、両社が合意いたしました。この資本業務提携は、両社の強固な協力体制のもと、相互の経営資源や強みを活用した事業展開が期待できることから、両社の企業価値向上に資するものと考えております。
2.資本業務提携に向けた基本合意の主な内容
(1) 資本提携の骨子
・北乳が第三者割当増資を実施し、同社は概ね北乳の発行済株式総数の20%を引受ける。
(2) 業務提携の骨子
・同社グループは、北乳に対して主にヨーグルトに関するOEM発注計画を準備し、北乳はこの受注を準備する。
・北乳は、同社グループに対して販売協力計画を準備し、同社グループはこの受注を準備する。
・同社グループ及び北乳は、北乳から原料乳等を調達してヨーグルトを製造する合弁会社の設立を計画する。
3.資本業務提携の相手先の概要
(1) 名 称 北海道乳業株式会社
(2) 所在地 北海道函館市昭和3丁目6番6号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 田島 久吉
(4) 事業内容 市乳、乳製品(バター、粉乳、煉乳、ヨーグルト、デザート、チーズ)の製造ならびに販売
(5) 資本金 60,000 千円
(6) 設立年月日 昭和 28 年6月8日
(7) 上場会社と当該会社との間の関係
資本関係:該当事項はありません。
人的関係:該当事項はありません。
取引関係:該当事項はありません。
関連当事者への該当状況:該当事項はありません。
【詳細は下記URLをご参照下さい】
・日本ハム株式会社 2016年6月15日発表
・日本ハム株式会社 公式サイト
・北海道乳業株式会社 公式サイト
[ 特 集 ] 機能性表示食品制度[機能性表示対応素材] 《更新随時》