三菱ガス化学株式会社は、機能性食品素材「BioPQQ*」(ピロロキノリンキノン二ナトリウム塩)の、アンチドーピング認証を取得しました。
この度取得した認証は、英国 LGC(Laboratory of Government Chemist)が認証する、国際的に知られた透明性の高いアンチドーピング認証「インフォームドチョイス(Informed-Choice)」で、世界アンチドーピング機関(WADA:World Anti-Doping Agency)が禁止する物質によるリスクを抑え、製造施設についての厳しい基準が満たされていること、認証取得後も含めた持続的な分析試験により基準が守られていることを示す認証です。
原料から製品に至る各工程において非意図的に禁止物質が混入することを防ぐために、GMP(Good Manufacturing Practice:適正製造規範)よりもさらに高度な品質管理基準が要求されています。
「BioPQQ」は、このような厳しい基準をクリアし、アスリートの方々が安心して活用できる食品の原材料として認められました。食品原材料としてのアンチドーピング認証は、「BioPQQ」が国内市場初となります。
「BioPQQ」は、細胞内でエネルギーを作り出す器官である「ミトコンドリア」を増やし、さらにその機能を高める作用を有するため、かねてからエナジー系サプリメントの原料として活用されております。
同認証の取得により、今後多くのスポーツ系食品への活用が期待されます。同社は、「BioPQQ」の拡販を通じ、今後進むべき事業領域の一つに定める“医・食”分野のさらなる事業展開を進めます。
*)「BioPQQ」について
「BioPQQ」は、酸化還元酵素の補酵素の 1 つとして 1979 年に発見された水溶性キノン化合物です。脳機能改善、抗酸化、ミトコンドリア新生などの機能が研究結果から確認されており、認識能力の維持に効果を持つことが認められています。同社は、長年蓄積してきた培養技術をベースとして、「BioPQQ」を世界に先駆けて商品化しています。
■リリースに関するお問い合わせ先
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【詳細は下記URLをご参照ください】
・三菱ガス化学株式会社 2018年3月8日【PDF】発表
・三菱ガス化学株式会社 公式サイト