コニカミノルタ株式会社は、地域・市場のニーズに即した新規事業開発を行うBusiness Innovation Center（BIC）Japanを通じ、体臭を可視化するソリューションKunkun body（クンクン ボディ）に「くちのニオイ」測定を追加したソフトウェアのアップデートを10月3日より順次開始します。
■提供価値
人は自分のニオイの自覚が難しく、同じニオイをしばらく嗅いでいると、そのニオイを感じなくなってしまう性質（疲労性）がありますが、Kunkun bodyで自分の体臭を可視化することによって、自分は臭くないか、という体臭に対する不安を解消します。新たに「くち」のニオイ測定にも対応し、他人に近づいたり会話をしたりするときに迷惑をかけていないか、という自身のくちのニオイに対する不安も解消します。
■Kunkun bodyの技術と「くちのニオイ」測定機能について
Kunkun bodyは、測定デバイスとスマートフォン用アプリケーションから構成される体臭測定ソリューションです。 複数の半導体ガスセンサーを備え、ニオイの原因となる成分を検知し、ニオイの強弱だけではなく、嗅ぎ分ける性能を備えています。
嗅ぎ分け技術は、大阪工業大学（ロボティクス＆デザイン工学部 大松 繁 客員教授）と連携し開発しています。ニューラルネットワークを用いたAI技術により解析・研究を行い、ニオイ成分を機械学習させたプログラムをKunkun bodyに搭載しました。
人間の嗅覚と類似したニオイの嗅ぎ分けを実現するために、デジタルデータとして解析する「ニオイ検出標準プラットフォーム」を開発しました。
今回のアップデートでは「くちのニオイ」を機械学習し、他人にとって気になるニオイかどうかが分かる機能を実現しました。くちのニオイとは、食品やアルコールを口にすることで発生するニオイ、あるいは口内から発生する硫黄化合物などに由来する不快臭などです。このニオイの強さを100段階で表示します。
【 詳細は下記URLをご参照ください 】
・コニカミノルタ株式会社 2018年10月3日発表
・コニカミノルタ株式会社 ホームページ
