健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

“紙”なのに酸素・香りをバリアする紙製バリア素材「シールドプラス®」生分解性樹脂とのコラボによる循環型包装材を三菱ケミカルと共同開発/日本製紙

日本製紙株式会社と三菱ケミカル株式会社は、日本製紙株式会社の紙製バリア素材「シールドプラス®」と三菱ケミカルの生分解性樹脂「BioPBSTM」を用いた循環型包装材を共同開発しました。

「BioPBSTM」は、三菱ケミカルが開発、基本特許を有する植物由来の生分解性樹脂で、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、自然環境への負荷が少ない樹脂素材です。

今回両社で開発した循環型包装材は、「シールドプラス®」の有するバリア性に「BioPBSTM」によるヒートシール層を付与することで実現した、高バイオマス・高生分解性を実現する機能性包材です。今後、菓子やコーヒー豆等に使用される包材の新たな環境配慮型包材として、国内外へ展開をします。

■包装材サンプル例

日本製紙株式会社は、「紙でできることは紙で。」を合言葉に、社会の課題解決につながる「紙化ソリューション」を推進しています。「シールドプラス®」シリーズは、再生可能資源である木材から製造された環境配慮型素材であるともに、フィルムにはない紙独特の風合いを付与できる新しいバリア素材です。従来のプラスチックやアルミといったバリア性素材の領域に、「紙」という選択肢を提案するもので、今後もさらなる用途展開を進めます。

【詳細は下記URLをご参照ください】
日本製紙株式会社  2020年6月8日発表
日本製紙株式会社  公式サイト
三菱ケミカル株式会社  公式サイト

2020年06月09日 16:41

関連記事