黒ウコン由来成分によるSIRT1酵素の活性化について、東京大学大学院農学生命科学研究科の永田宏次教授との共同研究が権威ある学術雑誌のひとつ「Nature」 の姉妹紙「Communications Biology」 に掲載されました。
株式会社常磐植物化学研究所は東京大学大学院農学生命科学研究科の永田宏次教授との共同研究で、黒ウコン(Kaempferia parviflora)由来の成分ケルセチン 3,5,7,3′,4′-ペンタメチルエーテル(略称:KPMF-8)が健康寿命の伸長に関わる長寿遺伝子から作り出されるSIRT1酵素を直接活性化することを初めて実証しました。
この活性化効果はレスベラトロールよりも約 6 倍高く、また、KPMF-8が細胞膜を透過して、細胞内のSIRT1酵素を直接活性化することを初めて示しました。
同研究の成果は、食品成分の摂取によってSIRT1酵素を活性化できることを示唆するものであり、健康寿命の伸長に貢献できる可能性があります。
・アブストラクトURL
https://www.nature.com/articles/s42003-021-01705-1
【詳細は下記URLをご参照ください】
・株式会社常磐植物化学研究所 2021年2月19日発表
・株式会社常磐植物化学研究所 公式サイト
・東京大学大学院農学生命科学研究科 公式サイト