江崎グリコ株式会社では、抗菌・抗ウイルスの効果を有する「ヨウ素」を保持(包接)させたフィルターを採用したオリジナルマスク「I-53 MASK」(アイ・ゴジュウサン・マスク)を、 1 月 12 日(水)から「Makuake(マクアケ)」にて先行販売します。フィルターは、マスクでの利用が難しかったヨウ素を同社の独自素材「バイオアミロース®」を活用し安定化させることで、マスクでの利用が可能となりました。抗菌・抗ウイルス試験、各種マスクの性能試験に加え、皮膚への安全性も確認済みであるため、安心して利用出来ます。
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■ 商品概要
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~ 抗菌・抗ウイルス効果が認められているヨウ素を安定的に保持したフィルターを使用 ~
「I-53 MASK」は、元素記号が「I」、原子番号が「53」の「ヨウ素」を商品名に冠し、医療現場でも抗菌・抗ウイルスとして使われる「ヨウ素」を、不織布に保持させた機能性マスクです。マスクは 4 層から構成され、それぞれが異なる機能を持っています
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■ Glico の研究・技術
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~ マスクなど繊維製品への利用が難しかったヨウ素を活用できる素材 ~
古くから今に至るまで医療現場などでの実績が多数あり、各種ウイルスにも効果が認められるヨウ素が今までマスクなどに使われてこなかった理由は、その物質特性にあります。ヨウ素は昇華(気化)しやすく、特有の刺激臭があるため、ヨウ素を繊維などにそのまま使用するには不向きでした。それらを解決したのが、同社が開発した素材「バイオアミロース®」です。同素材は、砂糖を原料にして Glico独自の酵素を作用させて作った環境に優しい素材で、螺旋状の構造をとることで、他の物質を取り込む特徴(包接機能)があるため、ヨウ素が持つ課題点を解決することが可能となりました。
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■ 商品開発の経緯
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~ 創業以来の「事業を通じて社会に貢献する」を目指して、社内公募により商品化が実現 ~
江崎グリコの歴史は、約 100 年前、創業者の江崎利一がカキの煮汁に含まれるグリコーゲンをお菓子に入れ、商品化した栄養菓子「グリコ」からスタートしました。栄養菓子「グリコ」は、子どもたちの栄養状態が十分でなかった大正時代に「食品による国民の体位向上」を目指した創業者の想いによって開発されました。この「事業を通じて社会に貢献する」「人々の健康な毎日に貢献する」との想いは、現在も Glicoグループに受け継がれています。そしてこの度、「事業を通じて社会に貢献する」の更なる実現のために、コロナ禍の社会に貢献する「イノベーション提案」を世界各国から社内募集し、200 件超に及ぶ提案が集まりました。その中の一つとして誕生したのが今回発売する「I-53 MASK」です。Glico グループは、事業や社会活動を通じて貢献し続ける企業であるために全力で取り組みます。
【詳細は下記URLをご参照ください】
・江崎グリコ株式会社 2022年1月12日【PDF】発表
・江崎グリコ株式会社 公式サイト