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米糠由来フェルラ酸の機能性に関する研究成果を論文発表/築野グループ

築野グループ株式会社 は米糠由来フェルラ酸の美容機能性に関する研究成果を論文で発表し、その内容が学術誌「応用薬理」に掲載されました。

同社は米ぬかを高度有効利用することを目標とし、こめ油事業・ファインケミカル事業・オレオケミカル事業を展開しています。ファインケミカル事業では、米ぬかからこめ油を精製する課程で発生する副生成物からあらゆる機能性成分を抽出精製し、医薬品原料、化粧品原料、食品添加物、食品素材、飼料、飼料添加物、工業用薬品等を製造しています。

この度、米糠由来フェルラ酸の美容機能性に関する研究成果を論文にて発表し、その内容が学術誌「応用薬理」に掲載されました。

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■ 掲載内容
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掲 載 誌:応用薬理 102 (1/2) 41-45 (2022)

タイトル名:
米糠由来フェルラ酸の化粧品原料における有効性評価
Effectiveness of Rice Bran Ferulic Acid as a Cosmetic Ingredient

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■ 論文内容
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◎抗炎症作用
炎症を誘発させた免疫細胞にて、フェルラ酸で処理したときの炎症因子の遺伝子発現および分泌量の変化を測定。フェルラ酸は複数の炎症因子の遺伝子発現を抑制し、一部の作用は比較対象として用いたグリチルリチン酸よりも強いことを示しました。

◎抗菌作用
皮膚トラブルの原因ともなるアクネ菌と黄色ブドウ球菌を対象に、フェルラ酸で処理したときの菌液の濁度変化を測定。フェルラ酸は両方の菌に対して、比較対象であるサリチル酸よりも強く細菌の増殖を抑制することを示しました。

◎メラニン生成抑制作用
メラニン産生を促したメラノーマ細胞にて、フェルラ酸で処理したときのメラニン合成酵素の遺伝子発現およびメラニン産生量の変化を測定。フェルラ酸は紫外線吸収作用以外に、メラニン合成酵素遺伝子の発現を抑制することによりその産生を低減することを示しました。

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■ 築野グループ株式会社の事業概要
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同社は、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。
設 立: 昭和22年2月1日
代表者:代表取締役社長 築野富美

【詳細は下記URLをご参照ください】
築野グループ株式会社 2022年5月17日発表
築野グループ株式会社 公式サイト

2022年05月20日 17:11

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