金氏高麗人参株式会社は、 この度 『ホスホジエステラーゼ5※阻害用組成物』について日本特許を取得しましたのでお知らせいたします。
【特許名称】ホスホジエステラーゼ5阻害用組成物(PDE5阻害用組成物)
【特許番号】第7368340号
(出願日 2020年11月13日、登録日2023年10月16日)
※ホスホジエステラーゼ5(以下、PDE5と表記する) 阻害とは
PDE5は主に海綿体平滑筋に存在し、血管を拡張させる環状グアノシン一リン酸(cGMP)を加水分解し、血管を収縮させるグアノシン一リン酸(GMP)に変化させる酵素である。つまり勃起を終了させる酵素である。
従ってPDE5の作用を阻害することによって勃起を維持させることができ、PDE5阻害用組成物は勃起不全に有用である(バイアグラと同じ作用)。
また、膀胱や前立腺の機能低下、肺高血圧症といった症状の改善を目的としてもPDE5阻害用組成物は有用である。
同社は高麗人参ひとすじに研究開発しており、自社開発の特許取得商品「神秘の健康力シリーズ」は年間売上100億円を超える商品となっています。 同研究室は商品開発だけでなく、高麗人参に関する様々な研究に取り組んでいます。 高麗人参には数多の効果が知られていますが、その中のひとつ“男性機能改善”に関して幅広く研究を進めていたところ、今回の特許取得に至ったとのことです。
【特許内容】———————————————————
センソウ、アカメガシワ、シソ、アマチャ、ラフマのうち1種または2種以上の植物もしくはその植物の乾燥粉砕物、水抽出物、又は含水エタノールによる抽出物の少なくとも1つからなる加工物を含有することを特徴とするPDE5阻害用組成物。
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◆詳細
男性機能改善を目的とするシルデナフィル(バイアグラ等に配合されている成分)はPDE5阻害作用を有する代表的な薬剤である。ただ副作用として急激な血圧低下や狭心症発作などに見舞われることもあり、もちろん食品には使用できない。PDE5阻害作用を有する植物は多くあるが、食品類に応用されているものは極めて少なく、安全性も不明なものが多い。
そこで多数の生薬から、医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分を選択し、穏やかなPDE5阻害作用を有し、副作用の心配なく、日常的に安全に摂取することができる生薬を探索したところ、上記5種類の生薬にPDE5阻害作用があることを見出し、今回の特許取得に至った。
また、PDE5に起因する疾患として、例えば下部尿路機能障害、前立腺肥大、肺高血圧に起因する疾患として、例えば下部尿路機能障害、前立腺肥大、肺高血圧症等症等があるが、それらについても副作用の心配なく予防や改善に役立つものと期待できる。
この中でも特に注目しているのはアカメガシワである。アカメガシワはトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。日本の明るい場所に広く分布しており、樹皮のエキス末は整腸薬として使われている。そのエキス末のPDE5阻害活性はバイアグラ成分のシルデナフィルの約1000分の1であり、生薬エキスの中ではかなり活性が高いことが明らかとなった。エキス末は市販されており、今後サプリメント等食品への活用も期待されている。
今後同社では本特許を応用し、サプリメントタイプの新精力剤を開発していくが、どの組み合わせが最適か、高麗人参も含めて研究を続け、最終的には人による効果を再確認した上で上市につなげていきたいとのこと。
今後も同研究室では、高麗人参に関して幅広く研究に取り組み、科学的根拠に基づくデータの取得に努めていき、人々の健康に貢献できる企業を目指していくとしています。
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【詳細は下記をご参照ください】
金氏高麗人参株式会社 2023年11月16日発表
金氏高麗人参株式会社 公式サイト