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えんどう豆をまるごと使った新たな植物性ミルク用原料「PEA 糖化液」を開発/アピ株式会社

アピ株式会社は、えんどう豆をまるごと使用した新たな植物性ミルク用原料「PEA糖化液」を開発いたしました。2025年3月11日(火)~3月14日(金)に開催される FOODEX JAPAN2025 にて正式に発表いたします。

同社は、自社技術を用いて製造・販売している「OAT糖化液(オーツ麦糖化液)」、「RICE糖化液(米糖化液)」に加え、新たに「PEA糖化液」をラインナップに追加しました。「PEA糖化液」は、えんどう豆をまるごと使用し、豆の風味を残しつつ青臭さや不快な風味を取り除いた植物性ミルク用原料です。

 

黄えんどう豆の特長

・世界的に流通量の多い「黄えんどう豆」を使用しています。
・大豆やとうもろこしなどと比較して、栽培に必要な水が少量で済みます。
・空気中の窒素を栄養として利用できるため、窒素系の肥料を必要とせず、土壌汚染の懸念がありません。
・大豆とは異なり、Non GMO 、アレルゲンフリーで、食の多様性にも柔軟に対応できます。
・必須アミノ酸をバランスよく含み、タンパク質や食物繊維も多く含むため栄養価が高いです。

 

 

 

環境に優しい植物性ミルクの新素材

黄えんどう豆を原料とする「PEA糖化液」は、植物性ミルクの原料としてだけでなく、牛乳を使用した食品の置き換えや製菓、製パンなど幅広い用途で使用できます。

 

商品概要

・商品名: PEA 糖化液
・内容量: 20 ㎏ BIB/200 ㎏ファイバードラム (冷凍)
・賞味期限:製造日より 24 ヵ月

 

植物性ミルク市場の拡大

世界の植物性ミルク市場は年々成長しており、2028年までの年平均成長率は 6.38%と予測されています。国内市場においても、2033年までに年平均成長率 7.8%が予測され、今後ますます注目される市場です。2024年からは乳業メーカー各社も続々と植物性ミルク市場に参入していることから、その注目度は高まっています。
コロナウイルスのパンデミック以降、消費者の健康やウェルネスに対する意識が高まり、コレステロールやカロリー減を志向する食品への関心が高まっています。この傾向により、植物性ミルクの需要が増加しています。また、乳糖不耐症や食物アレルギーの増加、食の多様性の広がりも、国内の植物性ミルク市場の拡大を後押ししており、消費者の選択肢を広げています。

 

 

アピ株式会社 2025年1月27日 発表
アピ株式会社 公式HP

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