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高齢者には特に怖い肺炎のあまり知られていない正しい予防法

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「肺炎予防推進プロジェクト」は2011年9月14日、都内で「シニアの備え」普及運動のキックオフ会見を開催。女優・加賀まりこさんの新肺炎予防大使就任式などのほか、肺炎予防に関するレクチャーを行った。

2年前に肺炎予防大使に就任した俳優の中尾彬さんともに新大使に就任した加賀さんは「肺炎球菌ワクチンの存在は全然知りませんでした。お話が決まり私もすぐに取り寄せてもらい接種しましたが、知らないのはもったいないことだと思うので、認知してもらえるようがんばります」と意気込みを語った。

日本における死因別死亡率で肺炎は、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患の3大疾病続く第4位。特に高齢者においては、その率が指数的に増加することが報告されている。同プロジェクト顧問で日本医科大学特任教授、同大呼吸ケアクリニック所長の木田厚瑞氏はその問題点について「症状が乏しく、非定型的であり、重症化しやすく抗生物質に耐性がある」ことなどを指摘した。

木田氏はさらに、成人における市中肺炎の起炎菌の約3割が肺炎球菌であることを報告。増加傾向にあるものの、日本では肺炎球菌ワクチン接種率がまだ12%弱、と米国の5分の一以下であるとして、65歳以上をベース(成人市中肺炎診療ガイドライン:日本呼吸器学会)とする対象者に接種の必要性を訴えた。

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また、引き続き肺炎予防大使を務める中尾氏は「肺炎というと風邪をこじらせたものと思っている人も多いと思うが別物。僕は意識はあるけど全く動けなかった。気にしなきゃいけない病気。もう2度とやりたくない」と実感をこめながら、ワクチンなどによる予防の重要性をアピールした。

同プロジェクトは、年間10万人以上が死亡する肺炎予防の重要性と予防法を広告するため、専門家や賛同企業が集い、2009年8月に発足。啓発イベントの実施や啓発パンフレットの配布を行うなどしてきた。今年9月からは、その活動をさらに発展させ、「シニアの備え」普及運動を開始するなど、シニアのライフスタイルの包括的なサポートを目指し、活動していく。

2011年09月14日 16:21

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