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プラズマローゲンの新たな論文が受理

丸大食品株式会社と九州大学大学院医学研究院との共同研究成果をまとめた論文が、20181月に国際科学雑誌Biochemical and Biophysical Research Communications に受理された。

同研究では、通常マウスに3ヶ月間、鶏ムネ肉由来プラズマローゲンを摂取させた後、炎症剤(LPS)を投与した際の評価を行った。その結果、記憶行動が改善しただけでなく、脳においてグリア細胞の活性化とアミロイドβの蓄積を減弱させることを見出した。

これらのことは、プラズマローゲンの日常的な摂取が認知症を予防できる可能性を示唆するものと考えられ、今後のさらなる進展が注目される。

プラズマローゲンはヒトの体内に存在するリン脂質の一種で、脳、心臓、骨格筋などに多く含まれる。これまでに加齢により減少し、マウス試験では脳内炎症の抑制などが確認されている。

2018年01月26日 16:52