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若年男性の「ファッション・美容意識実態調査」結果を発表/電通総研

電通総研「若者問題研究所」は、若年男性(15-34歳)を対象に「ファッション・美容意識実態調査」を実施しました。「草食系男子」「嫌消費」「巣ごもり消費」など、消費意欲や行動力が低下していると叫ばれて久しい若年男性ですが、「ファッション」、「美容」分野における消費は伸長傾向にあります(*)。ファッション・美容に対する若年男性の意識を調査したところ、特に関心の高い20代男性の中から新たな男性消費のけん引役と成り得る新しい男子像、”カフェオレ様”層の存在が浮かび上がりました。

 ”カフェオレ様”とは、女性的な趣味や外見へのこだわりを持つ半面、女性への接し方や自己向上意欲において「オレ様」的な男らしさを持つという、”女性的な行動”と”男性的な性格”がカフェオレのようにブレンドされた新しい男性像を指します。「ファッションに関心が高い」「美容に関心が高い」の設問に対して、ともに「当てはまる」と回答した男性を”カフェオレ様”、どちらかに「まあ当てはまる」と回答した男性を”カフェオレ様予備軍”、どちらにも「当てはまる」と回答しなかった男性を”一般層”としたところ、それぞれ、9.3%、31.2%、59.5%の割合で出現し、ファッション・美容に関心がある”カフェオレ様マインドを持った層”は40.5%に及びました。
 *平成23年 統計局家計調査より20120502_r01.gif【調査結果トピックス】
 ■カフェオレ様の7大特徴
  1.同性に対して「女性的」な接し方。2人に1人は「男同士で恋愛トークをする」。
  2.美容アイテムも日常的に利用。「ヘアワックス」「化粧水」の利用率は7割。
  3.特定の「お気に入りブランドあり」は7割。10人に4人が「下着」にもこだわる。
  4.女性に対しては”オレ様”キャラで接する傾向。「積極的にアプローチする」は6割。
  5.高い向上心とサバイバル意識。10人に7人が「忙しくても出世したい」。
  6.同性異性に関わらず、影響力が強い。7割が「薦めた商品を友人が使った」経験がある。
  7.消費にも意欲的。1カ月で自由に使える金額は平均50,938円。

【お問合せ】
電通総研 若者問題研究所 吉田、西井
TEL:03-6216-8458
wakamon@dentsu.co.jp

※リリースの詳細は関連資料をご参照ください

【関連資料】
◎リリースURL/PDF
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2012/pdf/2012051-0502.pdf

◎電通総研:公式サイト
http://www.dentsu.co.jp/dii/

2012年05月02日 16:34

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