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高速次世代DNAシーケンサーの新規導入により遺伝子変異解析受託サービスを拡充 /タカラバイオ

タカラバイオ株式会社は、米国ライフテクノロジーズ社製次世代型DNAシーケンサー”Ion ProtonTM”2台を新規導入し、がん関連遺伝子を対象とした遺伝子変異解析受託サービスを本日12月18日より開始します。同社は、2000年にゲノム解析センターとしてドラゴンジェノミクスセンター(三重県四日市市)を設立して以来、同センターにおいて最新鋭のDNAシーケンサーを取りそろえ、顧客ニーズに合わせた受託解析サービスを提供して参りました。同社は本機の導入により、バイオ医薬品の開発製造支援サービスであるCDMO (Contract Development & Manufacturing Organization) 事業を加速させるとともに、日本におけるゲノムシーケンス解析の中心的存在として基礎分野も含め幅広く注力してまいります。解析サービスの詳細、価格やご注文については、同社営業部にお問い合わせください。

◎当資料取り扱い上の注意点
資料中の同社による現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、これらは現時点において入手可能な情報から得られた同社経営陣の判断に基づくものですが、重大なリスクや不確実性を含んでいる情報から得られた多くの仮定および考えに基づきなされたものであります。実際の業績は、さまざまな要素によりこれら予測とは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与える要素には、経済情勢、特に消費動向、為替レートの変動、法律・行政制度の変化、競合会社の価格・製品戦略による圧力、同社の既存製品および新製品の販売力の低下、生産中断、同社の知的所有権に対する侵害、急速な技術革新、重大な訴訟における不利な判決等がありますが、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。

<参考資料>
【語句説明】
◎変異解析
同一生物であっても塩基配列は全て同じではなく、個体間でも配列に違いがあることが知られています。変異解析はゲノムシーケンス解析で得られた塩基配列を比較することでどのような変異があるかを明らかにすることができます。ゲノム上の塩基配列の違いは、さまざまな生命現象に影響を与え、例えばがんなど特定の遺伝子配列上の変異によって発症リスクが異なる病気があることが知られています。

◎次世代シーケンサー
従来法であるサンガー法を用いない塩基配列解析用装置で、新技術により解析能力が数百倍と飛躍的に向上しました。第3、第4世代に分類される新たな原理を用いた塩基配列解析装置も発売されています。装置の性能の向上により、がん研究やiPS細胞等を用いた創薬研究においても、遺伝子の塩基配列解析ニーズが高まっています。

◎ゲノムシーケンス解析
ゲノム(genome)とは、生物のもつ遺伝子(遺伝情報)の全体を示し、その実体は生物の細胞内にあるDNA分子です。ゲノムシーケンスとはゲノムを構成するDNA分子の塩基配列を決めることであり、これによって遺伝子や遺伝子の発現を制御する情報など様々な遺伝情報を得ることが出来ます。

お問合せ】
タカラバイオ株式会社 事業開発部
Tel 077-543-7212

※詳細は下記URLをご参照ください
◎タカラバイオ株式会社 2013年12月18日発表
http://www.takara-bio.co.jp/news/2013/12/18.htm

2013年12月20日 13:16

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