季節性感情(情動)障害(seasonal affective disorder: SAD)は、季節の変化が引き金となり発生するが、冬場や日照時間の減少に相応して発症するケースが多い。
米国家庭医学会(AAFP)は、冬に発症するSADの一般的な症状として下記のようなものを挙げている:
・食欲が変化する。特に、甘いものやでんぷん質食品が欲しくなる。
・体重が増加する。
・過剰に睡眠をとる。
・エネルギーが不足し、疲労を感じる。
・いらいらや不安感が募る、(物事に)集中できなくなる。
・社会活動に参加する気分にならない。以前は楽しかったことへの興味が失せる。
・社会的に排除されることへの不安が増長する。
SADに対する治療法があるので、症状がある場合には医師に相談を。
(HealthDay News 1月14日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=622879
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