80歳以上の高齢者ではアルツハイマー病の検出は困難 【海外ニュース】

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80歳以上の高齢者ではアルツハイマー病の検出は困難

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アルツハイマー病の症状は、80歳を超えると検出が難しいとの研究報告が、医学誌「Neurology(神経学)」オンライン版に8月10日掲載された。この研究は、アルツハイマー病患者105人および非認知症者125人を対象としたもの。被験者は60~75歳(若年~高齢)、80歳以上(超高齢)のグループに分類され、脳スキャンおよび言語、注意力、情報処理速度、実行機能、短長期の記憶を評価するテストを受けた。

その結果、全体的な認知障害レベルは両グループで同様であったが、アルツハイマー病に伴う変化パターンは、若年~高齢グループに比べ、超高齢グループでは顕著ではなかった。同年齢グループの非認知症被験者と比較した場合、実行機能、短期記憶、注意処理速度の異常度は、若年患者よりmo超高齢患者において少なかった。さらに、大脳皮質の特定部位や小脳全体がひどく薄くなる現象も、超高齢患者では少ないことが判明した。これらの部位は年齢とともに薄くなるが、超高齢健常者と超高齢アルツハイマー病患者ではその差は少なかったという。

研究を行った米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のMark Bondi氏は、「85歳以上は世界的にも最も人口増加が加速されている年齢層である。今回の研究は、アルツハイマー病において、年齢がいかに脳萎縮および認知能変化に劇的な影響を与えるかを明白に示している」と述べている。(HealthDay News 8月11日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=655533
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2011年8月24日 17:40 [医療全般]|[徴候・症状]|[高齢者の健康]
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