高齢者ではコンピュータ使用時間の減少がアルツハイマー病のサイン? 【海外ニュース】

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高齢者ではコンピュータ使用時間の減少がアルツハイマー病のサイン?

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高齢者では、自宅でのコンピュータ使用時間の短さがアルツハイマー病の初期徴候である可能性が、米オレゴン健康科学大学(ポートランド)加齢・アルツハイマー病センターのLisa Silbert氏らの研究で示唆された。論文は「Journal of Alzheimer's Disease」オンライン版に3月9日掲載された。

コンピュータを使用するには、注意・計画・記憶などの複数の脳機能が必要となる。高齢者がオンラインで過ごす時間が少ない理由はさまざまだが、Silbert氏らは、精神機能の低下がその1つである可能性を示唆している。

今回の研究では、認知症やその他の思考・記憶障害の徴候がみられない65歳以上の男女を対象として、コンピュータの使用時間を記録し、海馬のMRI撮影を実施した。海馬は記憶に関して重要な脳領域であり、海馬の容積減少はアルツハイマー病の徴候としてよく知られている。

その結果、自宅でのコンピュータ使用時間が1日あたり1時間長いと、海馬の容積は0.025%大きくなるという関連が認められたという。

今回の研究はオンライン時間と精神機能の関連性を示したが、直接の因果関係は示していない。同氏らは、海馬の容積減少とコンピュータ使用時間の減少が将来の思考・記憶低下を予測するかどうかを調べるため、今回の被験者の追跡調査を行う予定だという。(HealthDay News 2016年3月28日)

http://consumer.healthday.com/cognitive-health-information-26/alzheimer-s-news-20/computer-use-alzheimer-s-jad-release-batch-2592-709290.html
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(参考情報)
雑誌ニュースリリース:
http://www.j-alz.com/content/infrequent-home-computer-use-may-be-indicative-early-cognitive-decline
論文アブストラクト:
http://content.iospress.com/articles/journal-of-alzheimers-disease/jad160079

 

2016年4月 7日 10:15 [徴候・症状]|[高齢者の健康]
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