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ウィット / 食事・運動データからアドバイスする健康プログラムを今冬より開始

 給食大手グリーンハウスグループの(株)ウィット(本社東京都新宿区、齋藤和也社長)は、今冬より簡単なデータ入力で具体的な生活改善アドバイスを受けられる健康プログラム「あすけん」のサービス提供を開始する。主なターゲットは企業、健康保険組合やその家族。将来的には一般ユーザーへもサービスを拡充し、2008年度には20万人の会員獲得を目指す。
 同プログラムは、体重、体脂肪のほか、月に3日分の食事内容や数日分の運動といった簡単な生活情報を入力するだけで、自動的に個々人に合った具体的な生活改善アドバイスを提供する。給食サービス大手のグリーンハウスグループの一員であることから、管理栄養士350名との連携が取れ、作成される食事プログラムが多様で緻密なのが特徴だ。運動プログラムについては、専門性の強い他社との連携も視野にいれ、両面で充実したものを提供する準備を進める。
 「来年度からスタートする特定検診をにらみ健康プログラムを提供する会社は多いですが、当社はグループ会社が1日に40万食の給食を扱う実績があり、食については他社と差別化できると考えています。将来的には企業向けに給食による食事改善の提案も可能です」と同社の齋藤社長は話す。グループが給食を提供する全国1500箇所の企業にも順次紹介していく予定で、実際の成果を見ながら、精度を高めていけるのが同社のプログラムの強みでもある。
 料金は企業の健保組合の場合、一人当たり月数百円を予定しており、他社サービスより低価格で価格競争力が高く、同社はその点もアピールする。サービス提供は、2008年1月をめどとし、同社では、それまでに画面イメージや使い勝手、オプションの充実などを図り、リーズナブルで具体的で使いやすい健康プログラムとしての完成度を高める。

2007年10月29日 11:45