ジースポート / 簡易姿勢評価システム「ゆがみーる」のレンタルサービス開始

簡易姿勢評価システム「ゆがみーる」写真（株）ジースポート(本社東京都台東区、黒田篤社長)はこのほど簡易姿勢評価システム「ゆがみーる」のレンタルサービスを開始した。フィットネスクラブ、スポーツジム、健康保険組合、整骨院などをターゲットとする。　同製品は、簡単な操作で骨格のゆがみを画面上で分かりやすく表示するシステム。CG画面上で筋肉の張りや緩みも的確に判断ができる。もともと、研究者向けの動作分析ツールなどを開発していた同社が、より一般的に利用してもらえるよう約1年前に開発、販売が開始された。発売当初は販売のみに対応していたが、イベント用途での引き合いが増えてきたことから、レンタルサービスをスタートすることとなった。「ゆがみーるの筋肉レポートと姿勢レポート」写真「発売から約１年となりますが、最近ではイベントで活用したいという声も多くあり、一部対応もしておりましたが、今回ご要望にお答えする形で正式にレンタルサービスを開始することにいたしました。そのままご購入していただくことも可能ですので、費用面で購入が難しかったお客様には、反響を見ながら安心してお買い求めいただけるかと思います」と同社の堀下工氏は説明する。　利用フローは、(１)骨盤部、ヒザ、足首に専用ベルトを巻き、専用マット上に立つ。(２)専用カメラに向かい正対し、専用カメラで撮影(３)横向きに撮影(４)システムが解析(５)レポート出力、となる。所要時間は約３分。レポートは、骨盤の傾きやねじれ、上半身のねじれ、頭の傾きなど11箇所について分析し、100を基準にしたゆがみーる指数で評価される。さらに筋肉についてもレポートがなされ「右足の太もも表外側、右背筋群が張っている。また、背筋の低下により腹部のコントロールができていない状態」といった、かなり詳細で的確な解析データがアウトプットされる。「ゆがみーるの立位と側面」写真すでに導入済み施設からは好評を博しているといい、同社に「またやりたいがどこでやれるのか」と施設利用者からの問い合わせも来るという。わずかなスペースで行えることも支持されている。来年からスタートする特定検診・特定保健指導を前に同社ではさらにニーズが高まるとみており、集客ツール、継続ツールとしてターゲットとなる施設へ訴求し、拡販を図る。レンタル期間は1～3週間。12月中には、マットの自動設置機能などを追加するバージョンアップを行う予定。