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中国化粧品監督管理条例への対応を加速、登録原料350を越える/一丸ファルコス

一丸ファルコス株式会社は、国内化粧品メーカーやサプライヤーが2021年に中国で施行された「化粧品監督管理条例」への対応を急ぐなか、新管理規定に基づく同社の登録原料が350を越えたことを発表しました。

中国では2021年5月に「化粧品監督管理条例」に基づく新たな管理規定が施行され、国内の化粧品メーカーやサプライヤー各社も対応を図っています。こうしたなか同社では、中国現地法人の上海一丸貿易有限公司と連携し、迅速に対応を進め、原料提出コードを取得した製品は2022年6月現在、350を超えました。

新管理規定は、中国で販売する化粧品に配合した各原料に対し、「原料安全性関連情報資料」の添付または中国当局のウェブサイトから取得した「原料提出コード」を記載することが求められています。原料安全性関連情報を提出し、原料提出コードを取得できるプラットフォームは21年末、当局によって開設され、サプライヤーは、企業名や製品名、組成など原料に関する基本的な情報をウェブ上で入力する仕組みとなっています。

同社では、カタログ掲載原料を中心に原料提出コード取得を図り、6月までに350製品のコードを取得しました。7月1日からは、同社のWEB版製品カタログ「ICHIMARU Web-PG」において、中国で販売可能な全ての掲載製品(自社品)の原料提出コードを表示し、登録会員顧客の利便性向上を図ります。また、中国化粧品原料登録に関する原料情報をまとめた資料も、同WEBカタログより順次ダウンロード可能となります。

ほかにも、毎週開催の定期セミナーや、年に一度独自に開催する「一丸原料セミナーオンライン」にて、これまで「新規制『中国化粧品監督管理条例』の概略」や「上海一丸総経理が語る中国化粧品マインド」といったタイトルで講演、アーカイブを会員制オウンドメディアで公開し、最新の中国化粧品トレンドや新たな法令に関する迅速な情報提供を行っています。

化粧品メーカー各社は成長性が高く、市場規模の大きい中国で事業の拡大に力を入れています。現地の嗜好に合う化粧品開発の重要性が増すなか、同社では原料の機能性や品質、安全性に加え、現地情報の提供や規制対応を含む総合的なソリューションを今後も提供していきます。

【詳細は下記URLをご参照ください】
一丸ファルコス株式会社   2022年7月1日発表
一丸ファルコス株式会社   公式サイト

2022年07月04日 12:21