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メタボリックが代替食品で売上10億円を目指す

メタボリック スリムプログラム (株)メタボリック(本社東京都渋谷区、西田幸子社長)は、ダイエット向け代替食品「メタボリック スリムプログラム」について、今後、医療機関やエステサロンに拡販をはかるほか、来春をメドに新しい味を作り、飲み方のプラン提案などを行うことで、2月から期末の8月までで売上高10億円を目指す。  この商品は、食事と代替することでカロリー制限するもの。1食・280kcalの低エネルギーでありながら1日に必要な12種のビタミン・11種のミネラル量の約半分をカバーでき、脂肪燃焼を促進するL-カルニチン、テアビゴ(カテキンの中でもEGCGを90%以上含有する新成分)、カフェインも使用している。食物繊維は12000mg(約レタスなら6個分)も配合した。アミノ酸スコアは100で、良質な蛋白質を摂ることができる。  さらにドリンクとモチモチと噛み応えのあるバーを組み合わせたことも大きな特徴。同社では、代替食品が継続できずにリバウンドしてしまう要因は、食事の満足感がないためだと考え、咀嚼するバーを採用した。難消化デキストリン9500mgを入れていることも満腹感を生む要因だ。また、そのダイエット効果及び安全性については、芝パレスクリニック、CROの総合健康開発研究所に依頼し、オープン試験を実施しエビデンスを揃えている。  開発には2年半要したが、最も時間がかかったのは味だという。モニターアンケートなどを反映し、継続できる味の商品開発を行った。  現在の販路は、推奨販売を行えるドラッグストア、インターネットや雑誌などの自社通販、QVCのテレビショッピングなど。  価格は3食分で3800円(税抜)と12食分で1万3500円(税抜)。味は、バーがパンプキン味、緑茶味、チョコナッツ味、ドリンクがバニラ味、ココア味、ストロベリー味。9通りの組み合わせで味を楽しめる。  同社では、「お客様が喜んでいただけるようなおいしく、かつ体感のある商品を上市した」(石川道生常務取締役)と自信を見せている。

2005年12月12日 19:45