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独発ヘアケア製品がオーガニックブーム受け伸長

ドイツ発のオーガニック化粧品を販売するロゴナジャパンは、 ドイツの自然化粧品認証機関 「BDIH」 の認証を受けた 「ボリュームシャンプー ビール&はちみつ」 (250mL2100円)、 「リペアシャンプー・イチョウ」 (250mL2100円)、 「カラーケア・シャンプー」 (250mL2100円) を展開している。 

同社は本国のドイツで頭皮のタイプ別に10種類のシャンプーを展開しているが、 金髪用など日本市場向けでないものもあるため、 3種類に絞って展開している。 

 「ボリュームシャンプー ビール&はちみつ」 はドイツらしくビールを配合し、 配合量も全原料で2番目に多い。 ビールに含まれるビタミンB群が効果を発揮するという。 

 「当社のラインナップの中でもベスト10に入るのがこの3商品」 (マーケティング中澤純氏) 

「リペアシャンプー・イチョウ」 はイチョウ葉エキスを配合し、 髪と地肌の健康を取り戻す。 

 「カラーケア・シャンプー」 は、 ドイツで初めて染毛原料にヘナを使用。 同原料はインドで女性の手の模様などを描くときなどに使われるもので、 タンパク質に染まる性質に着目し、 自然系染毛剤原料として用いた。 ヘナは色の汎用性が高いことから、 pH値をクエン酸やフィチン酸で調整しているほか、 界面活性剤にはヤシ油由来のヤシ油アルキルグルコシドを配合している。 

ドイツのナチュラルコスメユーザーの約43%が同社のヘアケア製品を使っているという統計もあるという。

オーガニック化粧品が最も普及しているのがドイツだが、 この理由について同社では、 シュタイナー運動やデフォルム運動、 環境活動などがもともと盛んな土地柄であるため、 ナチュラル製品が広がる下地があったと見ている。

「当社はヘアケアに定評があり、 日本市場でもよく売れている。 美容サロンからの問い合わせも多く、 オーナー自身が当社製品を使ってくれている」 (中澤氏)

流通ルートは、 自然系食品店やバラエティーショップ、 生協などをメインに展開しているほか、 最近では調剤薬局の取り扱いが増えている。

「調剤薬局はドラッグストアとの激しい競合の中で差別化していこうという動きがある。 そうした背景もあり、 この商品も差別化ができる商品として注目してもらっているのではないか」 (中澤氏)