健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

常磐植物化学研究所が医薬品漢方エキス・生薬エキス製造事業に参入

0728.jpg

(株)常磐植物化学研究所(東京都中央区、立崎仁社長)は2011年8月1日より、医薬品漢方エキス・生薬エキス製造事業に参入する。

同社は、昭和24年から医薬品製造業を取得し、グリチルリチン、センノサイド等の医薬品原薬を製造。2006年10月には、最新鋭の医薬品GMP工場を整備した。

新規事業について同社では「弊社では甘草はじめ漢方薬原料の安定供給ルートも創業以来確保している。一方で、近年の漢方薬市場の拡大に伴い、取引先のニーズが拡大したことから、本格参入を決めた」と説明している。

漢方・生薬製剤市場は、一般医薬品が改正薬事法の混乱などで低迷する中で穏やかな効き目や素材の安心感などから堅調に推移。2000億円を越えるとされる市場は今後も伸張が見込まれている。

千葉県内に保有する4万㎡の敷地には研究所・食品および医薬品の抽出・精製工場などを構え、同社の研究開発拠点となっている。

2011年07月28日 20:16