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アルミを使わずに長期常温保存できる紙パック容器を実現/凸版印刷

凸版印刷株式会社が開発した透明ハイバリアフィルム「GLフィルム」が、2014年3月3日(月)にリニューアル発売される株式会社伊藤園の野菜飲料『充実野菜』シリーズの4製品で、レンガ型紙パック飲料容器のバリア材として採用されました。

GLフィルムは、凸版印刷が独自に開発した透明ハイバリアフィルムです。世界最高レベルの酸素ガスバリア性と水蒸気バリア性を持ち、食品やトイレタリー、医薬品、産業用途など、幅広い分野での採用実績があります。また、国内だけでなくアジアを中心に海外市場でも高い評価を得ており、約45の国と地域、約15,000点の商品に採用されています。
 
従来、レンガ型の紙パック飲料容器には、長期保存の観点から、バリア材としてアルミ箔が使用されていました。しかし、環境意識の高まりによるCO2削減への取り組みなどにより、非金属素材でありながらアルミ箔と同等のバリア性能を持つバリアフィルムへの期待・関心が高まっていました。

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 今回、伊藤園『充実野菜』シリーズに使用されている日本製紙株式会社が制作するレンガ型の紙パック飲料容器「フジパック」のバリア材として、凸版印刷が開発した「GLフィルム」が採用されたことにより、常温での長期保存を可能にしただけでなく、牛乳パックと同等のリサイクルが可能な環境に配慮した飲料容器として、伊藤園の環境への取り組みに貢献しました。
 凸版印刷は今後、GLフィルムを紙製飲料容器のバリア材として、飲料業界や包装業界に拡販していきます。これにより、GLフィルムを含む透明バリアフィルム事業全体で2015年に500億円の売上を目指します。

※詳細は下記URLをご参照ください
◎凸版印刷株式会社 2014年2月18日発表
http://www.toppan.co.jp/news/2014/02/newsrelease140218.html

◎凸版印刷株式会社 オフィシャルサイト
http://www.toppan.co.jp/

2014年02月24日 15:56

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