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シンガポール皮膚科学研究所と、独自価値の創出に向け、共同研究を開始/ポーラ・オルビスホールディングス

ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業株式会社のフロンティアリサーチセンター(FRC:Frontier Research Center)は、皮膚科学分野で世界トップレベルの研究機関のひとつであるシンガポール皮膚科学研究所(SRIS:Skin Research Institute of Singapore)と、独自価値の創出に向け、共同研究を開始しました。今後、FRCはSRISや提携するシンガポールの皮膚科センターとタッグを組み、アジア圏におけるシミ形成要因の解明を目指します。

※1 シンガポール科学技術研究庁A*STAR (The Singapore’s Agency for Science, Technology and Research)の研究機関のひとつ 


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■ 経緯
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ポーラ・オルビスグループでは、「感受性のスイッチを全開にする」をグループ理念に掲げています。グループの研究を担うポーラ化成工業のFRCは、グループ理念を実現する新価値創出を目指し、最先端・異分野の様々な外部機関との連携を強化することで、オープンイノベーションを加速しています。 この度、FRCは、皮膚科学分野の研究をいっそう加速・深耕するため、皮膚科学分野で世界トップレベルの研究機関であるSRISとの連携を開始しました。

FRCは、日本人の遺伝的特徴の研究から、民族的ルーツの違いが肌悩みに影響を与えるとの知見を見出しています。一方、SRISは、多民族国家※2であるシンガポールに拠点を置き、複数の民族を対象とした皮膚科学研究に強みを持っています。両者の保有する皮膚科学研究の知識・技術を融合することで、アジア圏における肌悩み解決に向けたプロジェクトに取り組みます。

※2 中華系74%、マレー系13%、インド系9% 外務省ホームページシンガポール基礎データ https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/singapore/data.html (参照2017年6月)

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■ 共同研究に期待すること
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シミは、特にアジア圏において、QOL※3を低下させる肌悩みの一つであり、効果的な改善策が必要です。シミの形成には、これまで研究されてきた人種の違いによる大きな遺伝的差異だけでなく、民族やそのルーツの違いによる小さな遺伝的差異も強く影響している可能性があります。

そこでSRISとともに複数民族を対象としてシミ形成の要因を詳細に解析することで、その差異や共通点を見出し、全ての人に効果的な改善策を提供したいと考えました。今後もポーラ化成工業は、最先端の技術・研究を取り入れ、世界中の人々の様々な肌悩みに対し、解決策を提案していきます。

※3 Quality of life:肉体的、精神的、社会的活動における総合的な生活の質のこと

 

【詳細は下記URLをご参照ください】
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス    2019年7月18日【PDF】発表
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス   ホームページ

2019年07月18日 16:52

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