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ユーグレナエキスの噴霧吸引による抗インフルエンザウイルス効果を示唆する研究成果を確認/ユーグレナ

株式会社ユーグレナと株式会社アクアバンクは、両社の共同研究において、微細藻類ユーグレナ由来原料(食品原料用途で開発したユーグレナエキス※1、以下「ユーグレナエキス」)の噴霧吸引による抗インフルエンザウイルス効果を示唆する研究成果を確認しました。なお、同研究成果は、2022年3月4日~5日開催の「超異分野学会東京大会2022」にて発表します。

※1 2018年4月9日付のリリース https://www.euglena.jp/news/20180409-5/

免疫力が低下することで発症しやすくなる病気として、新型コロナウイルス感染症や風邪、インフルエンザ、ノロウイルスなどのウイルスを病原とする感染症があげられます。

ユーグレナ社は、免疫力の低下によって影響を受けるインフルエンザウイルス感染症状に関して、(1)微細藻類ユーグレナの継続摂取により、主に機能性成分パラミロン※2の作用で免疫伝達物質の産生が促進されて免疫細胞が活性化し、症状を緩和する可能性※3,4や、(2)体内に摂取されたユーグレナの水溶性成分(ユーグレナの熱水抽出物)が、インフルエンザウイルスの増殖を抑制するとともに宿主細胞の防御機構を活性化する可能性※5を示す研究成果を発表してきました。

今回のユーグレナ社とアクアバンクの共同研究では、ユーグレナエキスを霧吸引することがインフルエンザウイルス感染に及ぼす影響について検討しました。

※2 パラミロン:微細藻類ユーグレナ特有の成分で、きのこなどに含まれるβ-グルカンと呼ばれる細胞内貯蔵物質として生成される多糖類であり、食物繊維の一種
※3 2015年2月9日付のリリース https://www.euglena.jp/news/n20150209/
※4 2017年11月1日付のリリース https://www.euglena.jp/news/20171101-2/
※5 2020年11月16日付のリリース https://www.euglena.jp/news/20201116/

■研究の内容と結果
ユーグレナエキスを噴霧吸引していたマウスにインフルエンザウイルスを感染させたところ、マウス肺中のウイルス力価の有意な減少が確認されました。同研究では、ユーグレナエキス(100%)を空間内※6に噴霧し、14日間にわたり鼻や口から吸引させたマウスに、インフルエンザウイルスを感染させました。その結果、微細藻類ユーグレナ由来原料を吸引していないマウス(コントロール)と比較して、感染5日後の肺中のウイルス力価※7が有意に低下しました(図1)。

※6 デシケーター(主にガラス製で、蓋と容器本体が密着するように加工されている実験器具)を使用
※7 試料中に含まれる感染性をもつウイルス量のことで、その量によってウイルスの感染能力をはかる


図1:マウス肺中のウイルス力価
*p<0.05、vs control、Wilcoxonの順位和検定

次に、ユーグレナエキスの濃度を変えてそれぞれ空間内に噴霧し、同じく14日間にわたり吸引させたマウスに、インフルエンザウイルスを感染させました。その結果、ユーグレナエキスを吸引していないマウス(0%)と比較して、濃度依存的に感染5日後の肺中のウイルス力価が低下し、特に25%、75%、100%の濃度で有意に低下しました(図2)。

以上のことにより、これまで確認してきた微細藻類ユーグレナの経口摂取だけでなく、鼻や口からの噴霧吸引という作用経路でインフルエンザウイルスの増殖抑制効果を示唆することが確認され、口や鼻から吸うユーグレナによるインフルエンザ対策の新しい新たな可能性が生まれました。

<微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)について>
ユーグレナは、ワカメや昆布、クロレラと同じ藻の一種で、動物と植物の両方の特徴を持っており、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など59種類の栄養素をバランスよく含んでいます。なお、ユーグレナ特有の成分でβ-グルカンの一種であるパラミロンは、近年機能性についての研究が進み、食品や化粧品などのヘルスケア分野などでの活用が期待されています。

【詳細は下記URLをご参照ください】
株式会社ユーグレナ   2022年3月4日発表
株式会社ユーグレナ   公式サイト
株式会社アクアバンク   公式サイト

2022年03月04日 16:36

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