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鶏ムネ肉プラズマローゲン共同研究成果の論文発表、学会発表、展示会出展のお知らせ/丸大食品株式会社

丸大食品株式会社と徳島大学大学院医歯薬学研究部薬学域生命薬理学の藤野裕道教授のグループは、プラズマローゲンの作用機序解明に関する共同研究を実施しています。
2023年度の研究成果として論文発表、学会発表についてお知らせいたします。

 

1.論文発表

題 名:Phosphatidylcholine-Plasmalogen-Oleic AcidReduces BACE1 Expression in Human SH-SY5Y Cells

著者名:Haruka Okabayashi, Miki Yasuda, Chinatsu Nii, Ryo Sugishita, Keijo Fukushima,Kouki Yuasa, Satoshi Kotoura, and Hiromichi Fujino
雑誌名:Biol. Pharm. Bull. 47, 192–195 (2024)

要 約:アルツハイマー病の病態に対するプラズマローゲンの潜在的な保護効果を評価するために、ヒト神経芽細胞腫SH-SY5Y細胞を用いて、アミロイド前駆体タンパク質(APP)の代謝過程における主要因子のタンパク質発現レベルを調べた。オレイン酸が結合したコリンプラズマローゲン(PC-PLS-18)は、アミロイドβ産生に関与するβサイトAPP切断酵素1(BACE1)、クラステリン、タウのタンパク質発現レベルを低下させることが示された。したがって、PC-PLS-18は、発症リスクを一定期間遅延させることにより、ADに対する予防効果を有する可能性がある。

 

2.学会発表

学会名:日本薬学会第144年会
演 題:プラズマローゲンによるBACE1発現抑制機構の解明
演 者:安田美紀、新居千夏、杉下諒、福島圭穣、湯浅浩気、琴浦聡、藤野裕道
日 程:2024年3月28日~3月31日 パシフィコ横浜
要 約:要 約:これまでにヒト神経芽細胞腫SH-SY5Y 細胞にPC-PLS-18を作用させた場合に、Aβの産生に関わるBACE1の発現量が減少することを見出している。また、BACE1はβ-catenin 経路の活性化により、その転写が抑制され、発現が抑制されることが知られている。PC-PLS-18 はβ-cateninを安定化しβ-catenin 経路を活性化することで、BACE1の転写を抑制しAD発症を予防している可能性が示唆された。

 

3.健食原料・OEM 展2024出展

4月24日(水)~4月25 日(木)東京国際フォーラムにて開催されます「健食原料・OEM 展2024 」に出展し、「鶏ムネ肉プラズマローゲン」の認知機能の維持・向上に関わる研究について紹介致します。

開催期間:2024年 4月24日(水)~25日(木) 10:00~17:00
展示会場:東京国際フォーラム ホールE(1)(ガラス棟 地下2 F)
出展ブース番号:E08

プレゼンテーションの御案内:
・4月24日(水)15:00-15:25 会場:第3セミナールーム
・4月25日(木)12:40-13:05 会場:第3セミナールーム

 

丸大食品株式会社 2024年4月18日発表
丸大食品株式会社 公式HP

 

2024年04月19日 13:25

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