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主婦の来年の漢字は『楽』/凸版印刷

凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾)が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」(※1)は、一般的な全国の既婚女性824名および「Shufoo!」を利用する全国の既婚女性30,670名を対象に、2016年と2017年を表す漢字一文字、また2016年の振り返りと2017年への期待に関する調査をそれぞれ実施しました。

≪2017年への期待≫
主婦が2017年への期待を込める漢字一文字は『楽』、
『変』の2016年とは対照的に、安らぎや穏やかさを求める傾向がある

▼『楽』が選ばれた理由
毎日の生活の中で家族とともに「楽しく」過ごし、家計や家事において「楽に」なりたい意向あり
・2017年は家族と笑って楽しく過ごしたい、楽しみが増えて欲しいと、毎日の暮らしで安らぎや穏やかさを求めていることが明らかに
・家計管理や節約、家事に追われた2016年を経て、経済面でも時間にも余裕をもって楽になりたい意向がある主婦が多数
・家族とともに「楽しく」「楽に」暮らすため、家計や家事において主婦は家族の協力を必要としている

▼主婦が選ぶ2017年への期待を込める漢字、2位以降も前向きに捉えるワードが並ぶ
1位 「楽」 楽しい、楽しさ、楽になる、楽観 9.16%
2位 「幸」 幸せ、幸福、幸多い、幸運 4.84%
3位 「明」 明るい、明らかに、明ける、明快、明朗、明確 4.33%

≪2016年の振り返り≫
主婦が2016年を振り返る漢字一文字は『変』、災害などの変事、社会や生活環境の変化によるインパクトが大きかった1年

▼『変』が選ばれた理由
自然災害や事件・騒動の多発による「変事」、社会情勢や生活環境の「変化」が印象深く
・熊本地震や台風複数発生による異常気象から、無差別殺傷や過労死などの事件や有名人の逮捕・不倫騒動まで、インパクトの大きい変事が多かった
・米大統領選挙や英EU離脱などの国際情勢や東京都知事交代などの社会情勢、またパートナーのリストラやそれによる転職・転居など主婦個人の生活環境においても、大きな変化があった
・異常気象による野菜価格高騰などの値上げで、主婦の5人中4人(82.4%)は家計への負担を感じ、節約への取り組みも例年より熱心に行った(40.1%)

▼主婦が選ぶ2016年を表す漢字、2位以降は毎日の暮らしで積み重なって感じたワードが並ぶ
1位 「変」 変化、変事、変革、変動 4.88%
2位 「金」 金メダル、金欠、貯金、不正金 3.85%
3位 「苦」 苦しい、苦労、苦痛、苦境、苦悩 3.23%
このような主婦の気持ちの変化や、それによる家計や家事への取り組み方・考え方の遷移が見られる中、節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーである丸山晴美さんに、2016年の振り返り、また2017年の消費生活の傾向について、節約アドバイスとともにお話しいただきました。

《2016年の振り返り》
2016年は消費者にとって、お財布に厳しい1年でした。2年前に遡ると、2014年の4月に消費税が8%になり、内税表示だった値段が外税表示に替わったことで、家計に占める税負担を重く感じるようになりました。同時に物価がじわじわと上昇し、食料品や紙製品などの生活必需品が軒並み値上がりしました。2015年も引き続き物価が上昇した1年で、家計は厳しいままという状況が続きました。そして2016年は、2017年4月に予定されていた消費税10%の延期や原油価格の下落によるガソリン代の値下がり、消費者物価指数の下落など家計にも少しゆとりがうまれる要因はあったのですが、夏の終わりから秋にかけての台風や日照不足による野菜の価格高騰で、結果的に家計を握る者にとって厳しい状況になりました。現在は11月末頃から冬野菜が市場に出回り、野菜の値上がりは落ち着いてきています。

《2017年の消費生活の傾向》
2014年の消費増税以降、使えるお金が更に限られ家計の余裕が減ったことで、消費者が“メリハリのある出費”を心がけるようになりました。“メリハリのある出費”とはただなんとなく消費をするのではなく、使うべきところと抑えるべきところをコントロールして、より質のよいお金の使い方を目指すことです。この傾向は2017年も続いていくと考えられます。その理由として、ここ最近の株価の上昇や円安は一般消費者にはほとんどメリットがなく、逆に円安による輸入食材の値上がりが懸念されるからです。円安が続くと、小麦など輸入に頼っている食材の値上げが続き、家計は再び打撃を受ける可能性があります。
2017年、一般消費者が楽になれるかはまだ不透明ですが、日々のお買い物では「本当に必要かどうかを考える」、安くてよいものを買うために「特売情報や比較ツールを活用する」、格安SIMやスマホに乗り換えるといった「替え活をする」、自分でできることはするといった「時間をお金で買わない」といった“メリハリ消費”を心がけるだけでも、お財布(家計)は幾分「楽」になるでしょう

【調査概要】
●一般調査
調査エリア: 全国
調査対象: 20歳から59歳までの既婚女性
サンプル数: 824
調査期間: 2016年11月25日~11月27日
調査方法: インターネットリサーチ

●Shufoo!利用者調査
調査エリア: 全国
調査対象者:
「シュフーポイント」会員(10代から60代までの女性)
サンプル数: 30,670
調査期間: 2016年11月26日~11月28日
調査方法: インターネットリサーチ

*「凸版印刷株式会社 『Shufoo!』 調べ」

※1)「Shufoo!」について
凸版印刷が2001年8月より運営を開始し、20-40代の女性を中心に利用されている国内最大級の電子チラシサービス。大手流通各社、地域主力スーパーなど約3,200法人、約104,000店舗が参加。PV数は月間2.7億PV、ユニークユーザー数は月間750万(2016年10月現在)となっています。チラシの閲覧回数や閲覧部分のデータを収集・分析するマーケティング機能も備えています。また、生活者は、PCに加え、携帯電話やデジタルテレビ、拡大するスマートフォンやタブレット端末など様々なデバイスから日本全国の電子チラシを閲覧することができます。

* 本ニュースリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

* ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

【詳細は下記URLをご参照下さい】
凸版印刷株式会社  「凸版印刷株式会社 『Shufoo!』 調べ」2016年12月22日発表 【PDF】
凸版印刷株式会社 公式サイト

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2016年12月26日 09:54