一丸ファルコス株式会社が製造・販売する「プロテオグリカン F」(機能性関与成分:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン)に新たに『肌弾力』の機能性表示食品の届出表示が可能になりました。なお、同原料を配合した機能性表示食品「柔肌」が2020年7月20日に消費者庁に届出受理されました。
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■ 届出内容の概略
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商品名/柔肌
届出番号/F128
機能性関与成分/サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン
表示しようとする機能性/本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが含まれます。サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには肌弾力を維持し、肌の健康に役立つ機能が報告されています。
一日当たりの摂取目安量/3粒(機能性関与成分:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン 5 mg)
「柔肌」は一丸ファルコス株式会社のグループ会社である株式会社アストリムが届出を行いました。
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■ プロテオグリカンに新ヘルスクレーム「肌弾力を維持」
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サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの配合により「関節軟骨の保護」「軟骨成分の分解を抑える」「膝関節の可動性をサポート」といった機能性表示食品の届出表示がこれまで可能でしたが、今回の受理で「肌弾力の維持」も届出表示が可能となりました。
従来より、肌の健康に対する機能性を確認しており、今後は機能性表示食品の更なる展開とエビデンスの蓄積を図りたいと考えております。
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■ プロテオグリカンのパイオニア 機能性表示食品でも先陣を切る
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同社製品「プロテオグリカンF」は機能性関与成分「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」として初めて届出受理された実績をもっており、今回新たに「肌弾力の維持」のヘルスクレームが機能性表示食品に届出受理されました。
プロテオグリカンFは2010年4月より発売を開始しており、発売から10年目を迎えています。プロテオグリカンFの製品化において、生体内でプロテオグリカンが担っている「保水や弾力性保持」といった働きに着目し、軟骨維持や関節炎のケア、肌弾力などの肌の健康に関する研究を行ってきました。
プロテオグリカンの産業的利用は困難とされていましたが、弘前大学と株式会社角弘との共同研究にて未利用資源を有効利用したサケ鼻軟骨から未分解プロテオグリカンの抽出技術が確立され、一丸ファルコスにて美容・健康食品素材の「プロテオグリカンF」として製品化しました。この他に化粧品原料「プロテオグリカンIPC」も製品化しており、内外美容企画の提案も可能です。
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■ 肌弾力に関する試験データ概要
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[試料]
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンは5 mgにデキストリンを加えたものをカプセルに詰め、試験に供しました。なお、プラセボとしてデキストリンを同様に用いました。
[試験方法]
文書にて同意を得た健康な20 – 50 代の成人男女19名を被験者とし、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン(平均年齢39.1 歳)あるいはプラセボ(平均年齢39.6 歳)のいずれかを1日1カプセル、2 週間、食間に摂取してもらい、二重盲検並行群間比較試験を行いました。
摂取前と試験開始2 週間後に、皮膚粘弾性測定機・キュートメーターにて、顔面の弾力性と塑性度を測定しました。
[結果]
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン摂取群は、皮膚の弾力度が有意に向上し(下図A)、塑性度においても有意な改善が認められました(下図B)。
図 ヒト経口摂取における肌弾力改善作用(A:弾力度、B:塑性度)
塑性(そせい)とは、力を加えると連続的に変形し、力を除いても元の形に戻らない性質のことを指します。
出展
T. Takahashi, et al.:Immun.,Endoc. & Metab. Agents in Med. Chem..15 (2):160 – 167, 2015
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■ 機能性表示食品の届出サポート
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同社では機能性関与成分として、「サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン」以外に「米由来グルコシルセラミド」を扱っております。「米由来グルコシルセラミド」に該当するのが同社製品「フィトセラNW-10」です。「肌の保湿力(バリア機能)を高める」といった届出表示が可能になります。
同社製品を配合した機能性表示食品を検討いただけるお客様には、届出に関するサポートも実施させて頂いております。
【 詳細は下記URLをご参照ください 】
・一丸ファルコス株式会社 2020年7月20日発表
・一丸ファルコス株式会社 公式サイト