株式会社ヤクルト本社(社長 堀 澄也)では、東日本大震災の影響で生産を休止していた 福島工場の製造ラインの一部復旧に伴い、6月17日(金)より、はっ酵乳「ソフール」、「ヤクルト元気ヨーグルト」について、全国への出荷を再開します。
また、5月16日(月)から一部で生産を再開している株式会社岩手ヤクルト工場では、被災により生産を休止していた「ヤクルトカロリーハーフ」「ヤクルト300V」「ヤクルトSHEs」について、6月22日(水)より、全国への出荷を再開します。
これにより、販売休止中の乳製品5品目6品種の出荷が再開され、同社乳製品全品の供給が可能となります。
さらに、同社ではこの機を捉え、お客さまに一層安心して同社乳製品をご愛飲いただけるよう、放射性物質に対する自主検査体制を強化します。
具体的には、茨城工場内により詳細に放射性物質を測定できる機器を新たに導入し、原料水および各品種の調合液について、生産日ごとに放射線量の測定をするなど、安全を確認したうえで製品を出荷します。
同社では引き続き、一人でも多くのお客さまに同社の製品をお届けできるよう、全力を上げて完全復旧を目指していきます。
記
1. 生産を再開する乳製品と生産工場、出荷再開日
生産を再開する乳製品/ 生産工場 /出荷再開日
ソフール/ヤクルト本社福島工場※ /6月17日(金)
ヤクルト元気ヨーグルト/ヤクルト本社福島工場※ /6月17日(金)
ヤクルトカロリーハーフ/ヤクルト300V /㈱岩手ヤクルト工場 6月22日(水)
ヤクルト300V /ヤクルト300V /㈱岩手ヤクルト工場 6月22日(水)
ヤクルトSHEs /ヤクルト300V /㈱岩手ヤクルト工場 6月22日(水)
※福島工場では、一部施設の復旧作業を継続するため、「ミルミル」については、10月の生産再開を目指します。
2. 放射性物質の自主検査について
(1) 東北・関東地区の乳製品4工場(本社福島工場、本社茨城工場、株式会社岩手ヤクル
ト工場、株式会社千葉ヤクルト工場)で生産された製品への対応
① 茨城工場に、放射性物質をより詳細に測定できる機器を導入し、4工場で使用する原料水および各品種の調合液について、放射性物質の検査を生産日毎に実施し、厚生労働省が示す暫定規制値以下であることを確認したうえで製品を出荷します。
② 4工場では、生産環境の放射線量検査を毎日実施し、生産工場として適正な環境であるかを確認したうえで、製品を出荷します。
(2) 4工場以外の乳製品工場で生産された製品およびジュース・清涼飲料への対応乳製品全品の出荷再開に伴い、4工場以外の乳製品工場で生産された製品およびジュース・清涼飲料についても、定期的に、原料水や製品サンプルについて、同様の検査機器を使用して検査を行います。
以 上