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健康管理サービス「からだカルテ」のレシーバー新モデルを開発

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健康をはかるリーディングカンパニーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は、タニタが運営する会員制の健康管理サービス「からだカルテ」※1と東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)が展開する光ブロードバンドサービス「フレッツ光」※2を組み合わせた新パッケージメニュー※3の提供を開始しました。

通信機能を備えた健康計測機器からのデータを「フレッツ光」を介して専用サーバに転送する中継機器(レシーバー)「MY-102」を新たに開発、現行モデルを使ったレシーバータイプの約半額となる新パッケージメニューの提供を可能にしました。料金は2年間の利用で2万4800円(消費税込み)から。新たなパッケージメニューの追加で利用者層のすそ野を拡大し、「からだカルテ」の会員獲得増を図ります。

「からだカルテ」には、体組成計や歩数計などの健康計測機器で計測したデータの転送方法の違いから、USBメモリータイプの専用キーを使用する「リレーキータイプ」と、専用のレシーバーを介してデータを自動的にアップロードする「レシーバータイプ」の2方式があります。レシーバータイプは対応する健康計測機器(体組成計など)ではかるだけでデータが自動転送されるため、パソコン操作が不得手な利用者でも簡単に使うことができますが、コスト的な課題から、利用料金がリレーキータイプに比べて割高でした。

現行モデルのレシーバーはネットワーク接続機能を備えていましたが、新たに開発した「MY-102」はNTT東日本の「ひかり電話ルータ(無線LANタイプ)」のネットワーク接続機能を利用することで、低コスト化とコンパクト化を実現しました。サイズは縦64.3×横32×高さ110mm、重さは85g。現行モデルに比べ体積は約3分の2、重さは約半分という省スペース設計となっています。また、データの転送にパソコンを介さないため、ドライバーやアプリケーションソフトウエアのインストール作業も不要です。

「MY-102」の開発により、レシーバータイプを安価に利用できる新メニューが提供できるようになりました。具体的には、体組成計とレシーバーがセットになった「からだカルテ(レシーバータイプ)【フレッツ光限定】ダイエットメニュー」が一括払い2万2800円(消費税込み)または月額払い980円(消費税込み)、「からだカルテ(レシーバータイプ)【フレッツ光限定】ダイエットメニュー」の内容に加えて管理栄養士など専門家による支援サービスが受けられる「からだカルテ(レシーバータイプ)【フレッツ光限定】ダイエットメニュー 健康支援パック」が一括払い3万4900円(消費税込み)または月額払い1480円(消費税込み)で利用できます(別途、入会金2000円が必要)。オプションで歩数計や血圧計、デジタル尿糖計を組み合わせることも可能です。 

体組成計の高機能化、計測項目の増加に伴い、「計測結果を記録したい」という要望が高まっています。タニタが自社製品の購入者に対して行ったアンケートによると、55%のユーザーが「計測結果の記録」を求めているという結果が出ました。健康意識の高まりを背景に、体組成計に乗るだけでライフログが自動生成される「からだカルテ」のニーズはますます高まると見込んでいます。加えて、レシーバータイプの簡便な操作性は、パソコンに詳しくない女性や高齢者層の取り込みもできると見ています。「MY-102」と安価に利用できる新パッケージメニューの投入で、「からだカルテ」の充実と市場拡大を図っていく考えです。

タニタが提供している通信機能を備えた体組成計や歩数計などの健康計測機器とウェブを連携させた会員制の健康管理サービス。運営は株式会社タニタヘルスリンクが行っています。会員数は20万人(2010年6月14日現在)

※2 

NTT東日本が提供する「Bフレッツ」「フレッツ光ネクスト」の総称

※3 

新パッケージメニュー利用は、NTT東日本エリアのフレッツ光の加入者で、「ひかり電話ルータ(無線 LANタイプ)」を利用している方が対象となります。「ひかり電話ルータ(無線LANタイプ)」は、NTT東日本の「ひかり電話」契約者にレンタルにて提供されている機器です。 

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