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中国で医薬用・食品用アミノ酸の生産能力を倍増/味の素

味の素株式会社は、成長著しい中国・アジア市場などでの需要に応えるため、約13億円を投じ、子会社である上海味の素アミノ酸有限公司(董事長 郭俊煜[グオ ジュン ユ] 所在地:中国上海市)の医薬用・食品用アミノ酸の生産能力を倍増させ、2013年10月から供給を開始する。

 現在、世界の医薬用・食品用アミノ酸市場は約30,000トンと推定され、同社はトップシェアを保持しています。同市場は旺盛な需要に加え、今後のさらなる新興国の経済発展やアミノ酸用途の拡大により、その規模は2020年には45,000トン程度に到達すると見込まれます。特にアミノ酸市場の成長が著しい中国、アジアなどでの需要に対応するため、主な市場に近い上海で増産を行います。同社はアミノ酸製品のグローバルな生産拠点のネットワークを活かした効率的な増産を計画しており、2020年において50%以上のシェアを確保することを目指している。

 同社は、2011-2013中期経営計画の中で、アミノ酸事業領域の強化を通して21世紀の人類社会の課題の1つである「健康な生活」を実現することを掲げています。今回の増産により、世界一の高品質アミノ酸の供給能力を実現するだけでなく、血中のアミノ酸濃度を測定して健康状態を明らかにする「アミノインデックス®」や、アミノ酸技術のバイオ先端医療分野への展開など、アミノ酸の用途開発研究と事業強化を推進する。

<上海味の素アミノ酸有限公司の概要>
(1)所在地 : 中国上海市
(2)設 立 : 1998年2月
(3)代表者 : 董事長 郭俊煜(グオ ジュン ユ)
(4)従業員 : 153名
(5)事業内容 : 医薬用・食品用アミノ酸の製造および販売

2013年03月04日 13:01

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