健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

メイクアップとスキンケアの垣根を越える新原料「アモルファスポリプロピレン(APOM)」を実用化/コーセー

株式会社コーセーは、かねてより研究してきた※新素材「アモルファスポリプロピレン(APOM:アポム)」の新製品への応用に成功しました。ポリプロピレンの分子構造を制御した素材で、ツヤや色材の発色、オクルージョン(閉塞)効果、密着性、弾力性など、多様な化粧品に応用可能な効果を新たに見出しました。2013 年8 月に発売予定の「コスメデコルテ AQMW」と「エスプリーク」の新製品へ展開します。
※2009 年4 月 記者発表「世界初 口紅の「超」微細構造コントロール技術を構築」

ポリプロピレン樹脂は、その高い安全性から食品容器などに汎用されていますが、融点が高いために通常の化粧品製造工程では加工・処理が難しく、化粧品原料としてはスクラブ剤などに用途が限られていました。今回新しく開発した「APOM」は、メタロセン触媒を用いた特殊な手法で合成することにより、超高分子でありながら融点を低く制御。この結果、化粧品への配合が容易になっただけでなく、メイクアップにもスキンケアにも応用可能な、様々な機能性が明らかになりました。

20130606_r02.jpg※詳細は下記URLをご参照ください
◎株式会社コーセー 2013年6月6日発表
http://www.kose.co.jp/jp/ja/ir/common_ir/pdf/news/20130606.pdf

2013年06月06日 16:11

関連記事