帝人株式会社と帝人ファーマ株式会社は、有機合成および分析の化学研究・開発を加速するため「ヘルスケア化学研究棟」を新設し、このたび稼働を開始しました。
帝人グループは、中期経営計画 2020-2022「ALWAYSEVOLVING」にヘルスケア事業領域の強化・拡大を掲げており、その中核事業である医薬品事業および在宅医療事業の推進、新規事業である機能性食品事業の拡大や地域密着型総合サービス事業の創出などに取り組んでいます。
こうした中、ヘルスケア事業の化学研究・開発機能を強化すべく、ヘルスケア研究の拠点である東京研究センター(東京都日野市)の敷地内に、ヘルスケア研究の中心的な機能である有機合成と分析研究を担う化学研究棟を新設したものです。この研究棟は、実験エリアと非実験エリアの完全分離、研究員の動線・視線を考慮したレイアウト、快適なコミュニケーションエリアの確保など、安全性と機能性に最大限の配慮をした研究施設となっています。
概要は下表のとおり。
名 称 /ヘルスケア化学研究棟
所 在 地/東京都日野市旭が丘四丁目 3 番 2 号
機 能/有機合成、分析実験
規 模/鉄骨造 2 階建、延床面積約 1,800 ㎡
稼働開始/2020 年 4 月 7 日
総 工 費/約 16 億円
帝人グループは、「ヘルスケア化学研究棟」を最大限に活用することにより、合成医薬品や新ヘルスケア事業の研究開発をさらに推進し、画期的なヘルスケア製品やサービスを創出することで、長期ビジョンである「未来の社会を支える会社」を目指します。
【詳細は下記URLをご参照ください】
・帝人株式会社 2020年4月7日【PDF】発表
・帝人株式会社 公式サイト