脱炭素、カーボンニュートラル社会構築向けの最先端技術の研究開発に取り組むGSアライアンス株式会社は、100％植物由来成分からなる除光液を開発しました。同社の新ブランドである「Re:soil」の製品として販売します。
「Re:soil」は、全ての石油由来の化学製品を天然バイオマス由来に置き換える、という開発概念で研究開発を進める化学会社であるGSアライアンスの製品群の中における、化粧品の登録商標です。同社はこれまで天然バイオマス生分解性プラスチック、天然コーティング材料、天然塗料などを開発しており、その技術をネイルコスメに応用しました。
GSアライアンスはこれまでにも、植物由来成分の分解性ヴィーガンネイルチップ、水性天然マニキュア、100％ヴィーガンマニキュアなど、いくつかの天然由来の環境に優しいネイルコスメ製品を開発しています。そしてこの度、100％植物由来成分の除光液を開発しました。環境、肌にあまり良くないアセトンはもちろん用いておらず、他にも、世界的に厳しいとされているEUの化粧品安全法に準拠した成分のみを使用する12フリーを実現すべく、ホルムアルデヒド、トルエン、DBP、樟脳、ホルムアルデヒド樹脂、キシレン、パラベン、合成香料、フタル酸エステル類、動物性成分、エチルトシルアミド、リン酸トリフェニルなどの有害と言われる成分は一切含んでいません。また環境配慮や動物愛護にも考慮して、100％ヴィーガンでクルエルティフリーの成分から構成されています。
■環境に負担をかけてきたからこそ、実現したかった植物由来ヴィーガン成分のネイル関連化粧品
親会社の冨士色素株式会社を含め、同社は元々、昭和13年から石油由来のインクや顔料のメーカーとして発展してきた会社ですが、どこかで環境に負荷をかけているのではないか、という思いをずっと抱えていました。そこで、環境、エネルギー分野の最先端材料の開発に舵を切り、CO2削減に貢献できる木、植物、バイオマスなどの天然由来のものを活用した、石油使用量をできるだけ減らした、地球に優しい生分解性の化学製品群の製品開発を行っています。
